ソウル・モーターショー2011 ヤバイぜ コリアンパワー!(2/4)

ソウル・モーターショー2011 ヤバイぜ コリアンパワー!
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日本車より燃費のいいハイブリッド車が続々お目見え!

一番の注目は遂に韓国に初導入されるハイブリッドカーだろう。作るのは韓国で約8割のシェアを持つというヒュンダイと起亜。実は両社はグループ企業で、ガワは違うが中身は同じクルマが多い。今回のハイブリッドモデルもそうで、ヒュンダイはメイン車種のソナタ・ハイブリッド、起亜も同様K5ハイブリッドを発表した。

これは日本ではカムリやアコードと肩を並べるミディアムクラスのFFセダンで、パワートレインは169psの2.4リッター直4エンジン+40psの電気モーター。それに同じ韓国企業のLG化学のリチウムポリマーバッテリーを組み合わせる。

結果、システム出力は209psと十分で、韓国のモード燃費はリッター21kmだが、アメリカのEPA燃費規格で予想すると、トヨタのカムリ・ハイブリッドや日産のアルティマ・ハイブリッドを上回るという。

一番難しかったのは、日本のパテントにひっかからないように、新型ハイブリッド・システムを構築することで、その為にかなりの時間を費やしたという。

確かにプリウスなどと比べ、モーター出力は小さめでEVモードでの走りはあまり期待できないかもしれないが、その分、燃費はいい。これは確実に日本車の驚異となるだろう。

さらに今回改めて見て驚いたのがデザイン。既にソナタはソウル市内を数多く走っているが、確実にカッコイイ。

関係者によれば「最近のヒュンダイは2世代分カッコよくなった」と、もっぱらの評判で、以前は明らかに野暮ったく、日本車の敵じゃない…と思ったものだが、このジェネレーションからほぼ肩を並べたといいっていいだろう。

さらに驚異は起亜だ。

韓国ではヒュンダイ人気に負けるようだが、最近アウディの元チーフデザイナーであるペーター・シュライアーが就任して急速にカッコよくなった。

従って個人的にはソナタ・ハイブリッドと同じ中身で、さらに洗練されているK5ハイブリッドの方が興味があり、すぐは売れないかもしれないが、末恐ろしいものを感じてしまった。

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小沢 コージ
筆者小沢 コージ

横浜市出身。バラエティ自動車ジャーナリスト。自動車メーカー、「NAVI」編集部員を経てフリーに。現在、雑誌やネットに多数連載。記事一覧を見る

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