80年代推しが今の気分!? 新型SUV「バディ」の懐かしテイストに若者もおじさんもハマる!

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11月末の正式発売前から早くも話題沸騰中の新型車「ミツオカ バディ」。“相棒”という名のニューモデルは、ミツオカ初となるSUVだ。そのテイストが、SUVの名が生まれた80年代のアメリカの空気をほうふつとさせる懐かしいものだったのだからたまらない! 当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に思えるバディ。こだわりまくってるその詳細をがっつりチェック!

ボディカラー全18色、そのネーミングセンスにも注目せよ![写真40枚超]

目次[開く][閉じる]
  1. ミツオカ初のSUVは1980年代の豊かなアメリカをイメージ
  2. 80's感ダダもれ! 担当者の趣味も垣間見られるカラー名に注目!
  3. 映画のワンシーンに現れる、なんでもないアメ車のテイスト

ミツオカ初のSUVは1980年代の豊かなアメリカをイメージ

個性的なクルマばかりを世に送り続けてくれる、日本で10番目の小さな自動車メーカー「ミツオカ」(光岡自動車)が、また楽しそうなクルマを発表した。その名は「Buddy(バディ)」。意外なことにこれが同社初のSUVとなる。80'sの雰囲気漂う実に魅力的な1台となった。

1980年代に米国からの並行輸入を足がかりに事業を拡大したミツオカだけに、いつかは手がけたかったジャンルだったのかもしれない。

今回はまだティザー(事前告知)の段階で、正式な発表と予約受付の開始は2020年11月26日からの予定となっている。

しかしそれにしても、この違和感のなさはなんだろう。トヨタ RAV4をベースに造られたカスタムカーではあるが、フロントまわりなど「初めからこうでした」というくらい無理がない。

1980年代を強く意識したテイストではあるが、LEDのデイライトも備え、バンパーまわりなどもメッキをあしらいつつも現代風に仕立てられているあたり、レトロとモダンが上手く融合されている。クラシカルなこれまでのミツオカのカスタムカーとは、どこか微妙な変化も感じられるのだ。

80's感ダダもれ! 担当者の趣味も垣間見られるカラー名に注目!

ミツオカ バディは、標準カラー6色、オリジナルのオプションカラー6色、さらにツートーン6色(同様にオプション)と、全部で18色のカラーバリエーションを用意する。これは職人の手により1台1台造られるミツオカだからこそ対応可能出来るものだ。

そのカラーテイストもやはり80~90年代の空気感。しかも色の名称ひとつひとつが、当時を過ごした世代にはツボにハマりまくる。

ネーミングしたのは「ベストヒットUSA」で洋楽にハマった世代ですね

例を挙げると「トップガングレー」(脳内で「デンジャーゾーン」が再生!)、「T800シルバーメタリック」(ダダンダンダダン♪)、「MJブラックマイカ」(キング・オブ・ポップ!)と、実にメッセージ性が強い! ネーミング担当者は80年代の華やかなハリウッド映画を好み、土曜の夜は“ベストヒットUSA”で洋楽にハマった40~50代だと推察する(笑)。

ちなみに「ダブルエックスブルーマイカ」って、ガンダムXを意識している? とか、 「フューリーイエロー」はイエローキャブ仕様の「プリムス フューリー」? などなど、正式発表後には他にも色々と尋ねてみたいところだ。

映画のワンシーンに現れる、なんでもないアメ車のテイスト

ネーミングのところで触れた80年代の華やかなハリウッド映画は、ストーリーの面白さもさることながら、背景に映るアメリカの豊かな生活にも憧れを抱いたものだ。

日本で言う中古の軽自動車みたいな雑な扱いをされながら、シレっと近くのダイナーまで乗りつけるワンシーンに登場するデカいピックアップトラックやSUVのカッコいい事と言ったら! ミツオカ バディには、そんな当時のシボレー K5ブレイザーやフォード ブロンコをほうふつとさせるテイストがある。

少量生産の手造りモデルだから納車待ちは必至

もちろんバディは、何もオジサンたちが昔を懐かしむだけのものではない。若い世代にとっても新鮮でオシャレなテイストに感じられることだろう。SNSでは早くも注目のキーワードに上がってきているようだ。

そんな訳で、もはやヒットの予感しかしないミツオカ バディ。ミツオカのカスタムカーは、匠の技による少量生産でじっくり造られるモデルだから、のんびりしていると納車まで数年待ち! なんてことになりかねない。バディが気になるなら、一刻も早く問い合わせしておくことをお勧めしておく。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

トヨタ/RAV4
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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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