三菱 RVR ユーザー試乗レポート(4/8)

RVRの使い勝手が気になっています！（永田さん）

これまで、愛車はプジョー306カブリオレやスポーツカーのRX-8のMTを選択するなど、走りが楽しくて個性的なモデルを積極的に選んできたという永田さん。

RVRはスポーツカーとは違った使い勝手のよさが気になって、試乗会に申し込まれたそうです。

ゆったり走って楽しさが得られるクルマだと思います。

藤島：RVRはどんなところが気になりますか？

永田さん：じつはこのRVRと、いま所有しているRX-8は車重が同じくらいなんです。とはいえ、RX-8の燃費は6km/L程度。RVRは1.8リッターエンジンで15km/L走ることができるので、燃費性能についてはかなりの優位性がありますね。

もちろん、荷室にはたくさん荷物が載せられそうですし、速さを求めるというよりは、ゆったり走って楽しさが得られるクルマだと思います。

藤島：スポーツカーで、しかもMT車、永田さんがお乗りになってきたクルマを考えると、走行性能は譲れないポイントだと思いますが、フィーリングはいかがですか？

永田さん：ピッチングが少なく、直進安定性がいいという印象を受けました。

4WD車の方が、足が引き締まった感じがしていいですね！

藤島：RVRはライバル他車と比較しても、ホイールベースが長いのが特徴です。タイヤが四隅に近い位置にレイアウトされているので、比較的コンパクトなサイズのわりに、安定感のある走りをみせてくれるというメリットもしっかり得られているようですね。

永田さん：FF仕様は乗り心地はいいのですが、その分フワフワした乗り心地でしたね。FFよりも4WDのほうが車重は重く、ブレーキを踏み出すポイントも早めですね。

4WDのほうが足も引き締まった感じがするので、個人的には4WDのほうが好みです。動力的な部分については、CVTのエンジン回転と車速の上がりかたにちょっと違和感を感じてしまいました。

藤島知子の一口コメント

スポーツカー乗りの永田さんも、このRVRの直進安定性には良い意味で驚かれた様子。RVRはホイールベースとトレッド幅が絶妙なバランスで設計されているので、乗り出し早々、安定性の良さを実感されていました。もしかしてRVRはいろいろなジャンルのオーナーにも評価されるクルマなのかもしれません。わたしももう一度じっくり乗ってみようかと思いました。

●三菱RVRを試乗した方々の評価はコチラ→日本版コンシューマーレポート三菱RVR編