三菱 RVR ユーザー試乗レポート(8/8)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:島村栄二
奥様はなんと4駆好き!(谷口さんご夫妻)
これまで、コダワリのあるクルマを選び続けてきたという谷口さんご夫妻。旦那様は初代アコードをはじめ、小さいけれど高級感をもっていたコンチェルト、走りを追求していたプリメーラ、モダンなイメージのティーダ、BMW116iなどを乗り継いできたのだそうです。
一方で奥様はデリカやパジェロ・イオなど4WD好きだったという相当なクルマ好きの方です。そんなお二人の目にはRVRがどう映るのでしょうか?
藤島:ズバリ、RVRをどう思いますか?
谷口さん(旦那様):ライバル他車をみると、ボディ色がシルバーやブラックなどで地味だったりするものが多いですが、RVRはカワセミブルーメタリックなど、キレイな色を採用していますよね。
抑揚のあるシルエットも美しいですし、斜めに切れ上がるボディサイドのキャラクターライン、三菱らしいしっかりとした顔つきを見ていると、写真よりも実車のほうがカッコイイと思いました。ボンネットの左側に下回りの死角を補う補助ミラーが付いていますが、これが意外と車幅の目安になってありがたいんですよ。
あまりスピードを出そうと思わないクルマですね。
藤島:確かに実車の方がカッコイイクルマですよね。あ、レインボーブリッジの手前で、道が混み合ってきましたね・・・。
谷口さん(旦那様):アイポイントが高いので、こうして渋滞にハマってしまったときも、前方車両が先まで見えるのもいいですよね。
藤島:走りについてはいかがですか?
谷口さん(奥様):4WDは登り坂で4名乗車はちょっと重たいので、アクセルをしっかり踏まないと加速していかない感じがします。あとは、4WDのほうが路面からの入力が大きいですね。とはいっても、開放感のある視界はリラックスして乗れますし、あまりスピードを出そうと思わないクルマですね。シートも座り心地にコシがあるし、疲れにくいみたいです。
藤島:この仕様はガラスルーフもついていますから、なおさら開放感がありますね。
谷口さん(奥様):ガラスルーフは非日常的な気分が味わえますし、旅行気分も満喫できますね。
藤島知子の一口コメント
みなさんのなかで多くの意見をいただいたのが、助手席サイドの補助ミラーの話。
現在、日本では助手席側のフェンダー付近の死角を補うために、サイドビューカメラもしくは補助ミラーを装着することが義務づけられていますが、RVRにはカメラの設定がなく、ニョキッと生えた補助ミラーのみ。
「補助ミラーがせっかくのスタイリングを台無しにしているのでは?」という意見が多数寄せられ、RVRは機能性よりもスタイリングを重視する人が多いと物語っているかのようでした。
●三菱RVRを試乗した方々の評価はコチラ→日本版コンシューマーレポート三菱RVR編
次回の読者試乗会レポートは・・・
次回の読者試乗会レポートは、広くてビックラ!!でおなじみのSUBARUルクラです!お楽しみに~
※SUBARUルクラ読者試乗会にまだ応募されていない方はコチラまで!ルクラ試乗会応募フォーム
この記事にコメントする