新型アウトランダー&エクストレイルを買うなら少し待て! 電動化モデルが待ってるゾ

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2021年も国産SUV市場が盛り上がる予感! そう三菱から新型アウトランダーが、そして日産も新型エクストレイルを国内市場に投入する見込みだ。じつはこの2台、今回からプラットフォームなどを共有する兄弟車となるのだが、一体なにが異なるのだろうか!? 発売日など正式アナウンスは未だないが、一足お先にこの2台の違いを見ていこう。正直、かなり人気が出そうな仕上がりです!

兄弟車なのに見た目は全然違う!

先にも述べた通り、新型アウトランダーと新型エクストレイルは基本骨格となるプラットフォームを共有する兄弟車となる。通常兄弟車とあらば見た目などほとんどが一緒で、バッジを変えた程度のモデルが多い中、ボディパネルのほとんどが別物を使用している。

新型エクストレイルはフロントフェイス上部にウィンカー、そしてポジションライトを。下部にロー/ハイビームを備えた奇抜なデザインを採用している。対して新型アウトランダーもライトの配置は同じながら、下部に配したロー/ハイビームは縦型とするなど差別化を図っている。

ボディサイズは大きく変わらないものの、エクストレイルよりもアウトランダーのほうがフロントフェイスは大きく見える印象だ。

リアに目を移すと、こちらもかなり違う。エクストレイルはコンパクトSUVのキックスにも似たテールランプを採用。一方の新型アウトランダーは横長のライトデザインを採用し、先進性をアピールするなど、前後デザインは大きく異なるのだ。

>>全然違う! 新型アウトランダーとエクストレイルを写真で比較

内装の質感爆上がり!

内装に目を移すと、エクステリアほどの差はないものの上手く造り分けされている印象だ。

少し細かくなってしまうが、新型エクストレイルはノートに採用されている3本スポークステアリングを。新型アウトランダーは4本スポークとしている。フル液晶のメーターパネルなど基本的な部品は共通と思われるがメーターデザインは異なる。またエアコンパネルのデザインや配置、さらに吹き出し口の形状も異なるなど、細かなところで差別化が図られている。

>>高級になりすぎ! 新型アウトランダーとエクストレイルの車内が超絶進化

電動化モデルの登場を待て!

今回は新型アウトランダーと新型エクストレイルを横並びで比較してみたわけだが、両者ともにかなりレベルアップした印象である。未だ日本市場に投入するタイミングが発表されていないが、これまでのSUV市場を揺るがしかねない仕上がりであるゆえ、かなり注目の2台だ。

さらにいうと、それぞれ北米で先行発表されているのはどちらもガソリン(直4 2.5リッター)モデルだ。今の時代、電動化モデルをラインアップしないのは考えづらい。加えて現行型のエクストレイルはハイブリッドを、アウトランダーはPHEVをラインアップしていることから、新型に用意されないはずはないだろう。そう考えると、この2台の真打はのちに追加される予定の電動化モデルだ。

三菱はPHEV、日産はe-POWERで勝負!

この話はかねてよりウワサされているが、実際のところどんな展開になるのだろうか。三菱、そして日産のそれぞれの担当者に尋ねるとなるほど! という回答が返ってきた。

まずは三菱から「もちろん新型アウトランダーにもプラグインハイブリッドモデルを投入する予定です。現行モデルは2モーターだが、新型は3モーターを搭載し、EV航続距離ならびに燃費を大幅に向上する」と、三菱ファンならずとも待ち遠しくなる回答が! ただしPHEVは2022年に遅れて導入すると公式にアナウンスされているので、もうしばらく待つ必要がありそうだ。

日産はというと、欧州で先日発表されたばかりの1.5リッターVCターボ+e-POWERを導入するようだ。こちらは新型アウトランダーなどと共通のプラットフォームを用いる欧州向けSUVの新型キャシュカイへの搭載が決まっている。新型エクストレイルにも採用されるのはほぼ間違いないだろう。ノートの例もあるので、むしろ日本仕様はe-POWER専用車になる可能性も否定できない。

どちらもやはり電動化モデルを追加するという。もし新型アウトランダーを本気で検討するならば、遅れて導入される電動化モデルの登場を待つのもアリかもしれない。いずれにしてもこの2台の日本発売を早急に!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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499.5万円630.4万円
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MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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