“ランエボ” にワゴンが追加!? 三菱 ランサーエボリューションVII〜Xを写真で振返る【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:MOTA編集部
スバル インプレッサWRXとWRCで熾烈な戦いを繰り広げていた、三菱“ランエボ”ことランサーエボリューション。これまで第一世代と第二世代の、初代〜6代目モデルまでを紹介したが、今回はVII(セブン)〜最終モデルのX(テン)を振返る!
派手さはなくなったが着実に進化したランエボVII
ランエボVIまで割と派手な見た目が特徴のひとつでもあった。しかし7代目のランエボVIIは、ベース車のフルモデルチェンジで直線基調のシンプルなデザインに変わったせいもって、一見ボディが小さくなったかと思うほど大人し目な印象だ(実際は大型化)。
スポット溶接の追加やストラットタワーバーの追加などにより、先代モデル比で曲げ剛性が1.5倍向上。加えて最大トルクが38.0kgm→39.0kgm/3500rpmに引上げれた。
最高出力を270psに落としたシリーズ初のATモデルが追加されたのもトピックの一つ、ちなみにVIよりも多少安価な、251万8000円〜であった。
走行性能が大幅アップ! 好評だったランエボVIII
先代から2年後の2001年に登場した8代目のランエボVIII。ちなみに正規輸出が開始されたのは、このモデルから。
5速MTから6速に変更されたうえ、カーボン製のリヤウィングを採用するなど、多くの点が改良された。
AYCの構造を見直し、制御トルク量を増加させたスーパーAYCを搭載し、操縦性はライバルのインプレッサを超えたという声もあるほど、評判が高かった。
最後のランエボとのウワサも! エボ8.5こと「ランエボVIII MR」
2004年、アルミフレームを量産車として初採用したり、ビルシュタイン製ダンパーを装備するなど、ランエボIXと名乗っても不思議ではないほどの大幅改良されたランサーエボリューションVIII MRが登場。
ランエボ初のワゴンも追加! ランエボIXは挑戦的なクルマだった
2005年に登場したランエボIXは、連続可変バルブタイミング機構を持つMIVECを初採用。ボディサイズやパワーに変化はないものの、先代モデルよりも低回転で最大トルクを発揮するなど、走行性能は大きく進化。
最大のトピックはシリーズ初のワゴンモデルが追加されたこと。一般的に、ワゴン車はボディ剛性が劣るとされているが、十分な剛性をもって設計されており、ランエボの名に恥じない内容であった。
最後のランエボは歴代最強のパフォーマンスだった!
2007年に登場したランエボXは、ベース車がギャランフォルティスに変更され、全幅が歴代初の1800mmとかなり大柄に。これまで台数限定であったが、カタログモデルとして発売されたのはエボXが初。
5速MTのほかに変則レスポンスが高い、新開発の6速ツインクラッチSSTが初採用。ちなみにパワーは歴代最強で、最高出力300ps/6500rpm、最大トルク43.0kgm/3500rpmを発揮する。
4WDシステムも見直され、4輪の駆動力と制動力をそれぞれ独立して電子制御し、最適な工藤状況が得られるS-AWCが初採用されるなど、大幅な進化を遂げた。
ちなみにシリーズ最終モデルであるエボXは、その功績を記念してランサーエボリューション ファイナルエディションが2015年に1000台限定で発売された。すぐに完売となり、現在中古車市場ではプレミアがつくほど貴重な1台だ。
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と、これまで3回にわたってランサーエボリューの歴史を駆け足で振り返ったが、いかがでしたか? その歴史を見るほど今すぐにでも復活を希望したい1台だ。
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【筆者:MOTA編集部】
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