三菱 i-MiEV 試乗レポート/岡本幸一郎(4/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
日常的にクルマを生活の一部として使っている層に訴求したい
それにしても、回生ブレーキ制御の改良だけで、走行距離を約2割も増やすことのできる余地があったこと、さらには、たった2年でこれほど大きく進化したことには大いに驚かされた。
ちなみに、走行距離の表記が、新型ではJC08モードに統一されていることもお見逃しなく。表現上は有利といえる10・15モードを、まだ用いているメーカーが多い中で、JC08モードを用いることは、イメージとしては不利となるはずだが、実にいさぎよいことだと思う。
もし新型i-MiEVのGの走行距離を10・15モードでいうと、190~200kmになると考えていいだろう。 新型i-MiEVについて、三菱では、Gの走行距離の拡大のアピールはもちろん、Mの価格の安さを訴求し、これまでのi-MiEVのユーザーとは違う層を開拓していきたいと考えているという。
軽自動車のメインユーザーである主婦層、すなわち家族の送迎や買い物などで実際にクルマを日常的に生活の一部として使っている層である。補助金を考慮すると、Mは実質的な負担額が188万円となり、ついにi-MiEVも200万円を切ったことになる。
ここまでくると現在販売されている軽自動車の高級グレードと大差ないわけで、十分に現実的な選択肢になってきたといえるだろう。また、一般家庭の約1.5日分に相当するという大容量バッテリーを積むi-MiEVの活用法として、非常時等を想定した1500W級の電源供給を可能とする給電装置も披露された。同装置は今年度中に商品化の予定という。
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