[試乗]新型 ミニクロスオーバーはプレミアム度をグンと増して間もなくやってくる(2/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:MINI
なんと新型の日本仕様は ”ディーゼル”オンリーの設定
さて、話をミニ クロスオーバーに戻しましょう。
新型ミニ クロスオーバーは当初、なんとディーゼルエンジンモデルしかやってこないことになりました!
どう? ビックリしました(笑)?
でもね、実は現行のミニ クロスオーバーの販売比率の9割が、ディーゼルエンジンモデルなんですよ。だったらもう最初からディーゼルだけでいいじゃん!というBMWジャパンの判断となったようです。
>>[画像115枚!]新型 ミニ クロスオーバー[2017年日本発売予定] フォトギャラリー
新型の日本における車種展開は、当初クーパーDのFFとALL4(4WD)。クーパーSDのALL4という3タイプとなる見込み。年央にはMINI初のPHEV(ガソリンエンジン+プラグインハイブリッド/クーパーS E ALL4)も追加される予定がありますが、とりあえずは直列4気筒2リッターエンジンに8速ATを組み合わせ、150ps/330Nmモデル(クーパーD)と、190ps/400Nm(クーパーSD)の出力違いの2タイプのディーゼルパワートレインが日本へやってくるようです。
悪路からカントリーロードまで安定感は抜群
でですね、どんな印象だったか~というお話をしたいのですが、実は今回のイギリスのオックスフォード・コッツウォルズの試乗会場に行ってみたら、なんと…!!!
クーパーS ALL4のガソリンモデルしか試乗車がないじゃありませんか~!!!
というわけでですね、正直試乗したフィーリングの細かいところはわかりません。ただ全体のイメージとしては、さすが細かく電子制御されたALL4。写真のような悪路からイギリスらしいカントリーロードまで、クロスオーバーの名に相応しく、常に安定感は抜群でございました。
なにより進化を遂げたのはミニクロスオーバーの ”世界観”
でもね、走行フィーリングよりも何よりも、今回お伝えしたいのは新型ミニクロスオーバーの世界観。
先代はいわゆるBセグメントに属する、プレミアムスモールカテゴリーのクルマでした。全高がある分、若干大きくは見えましたけど、あくまでも3ドアのR56からの派生形のクルマだったんですよね。
ところが、今回はCセグメント。わかりやすく言うとVWゴルフやアウディ A3などのクラスです。ひと回り大きなプレミアムスモールカテゴリーのクルマとなりました。全長も200mm延長しています。
そう、昨年登場しました、ミニ クラブマンと同じ区分になったというわけなんです。BMWで言えば、現行モデルからFFが採用された「X1」が同じ区分となります。そう、実はこの3台、ベースのアーキテクチャーの多くを共有しているモデルなんですよね。
つまりMINI3ドア&5ドアのベースとBMW2シリーズアクティブツアラー&グランツアラーが、そしてミニ クラブマン&クロスオーバーとBMW X1が、それぞれベースを共有するということになります。なんだか不思議ですけど(笑)。
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