第三のCクラスはプラグインハイブリッド/メルセデス・ベンツCクラス「C350e」[試乗レポート](2/4)
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- 筆者:
- カメラマン:小林岳夫/メルセデス・ベンツ日本 レポート:五味康隆
130km/hでもEV走行が出来る・・・それが「C350e」の世界
例えばある程度のバッテリーと電気モーターを搭載できると、電気モーターがエンジンをサポートしていた世界から脱却して、単独で動くことができ、EV走行の世界を実現できる。
さらにバッテリーとモーター能力が高まれば、そのEV領域を広げられる。具体的には、低速時だけでなく中速時にもEV走行が可能になるのだ。
そしてさらに優れた性能のものを積めば、時速100kmを超える(時速130kmの!)世界でもEV走行が可能になる。しかも、EVだけで約30kmもの距離を走れるようになる。
そう、それがC350eの世界。
このレベルになると、バッテリー容量が大きいので、外部からプラグを挿して充電きるようにしたほうが、様々な使用ケースにおいて利便性が高まるし効率が良い。結果として、それがプラグインハイブリッドとなる。んっ、だからこそ充電できる環境こそ必要という逆の説明になりそうだが、大きなバッテリーと高性能モーターで得られる大きな特性がまだ抜けているのだ。
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