魅惑の4シーターオープン/メルセデス・ベンツ「Cクラスカブリオレ」海外試乗レポート(3/5)
- 筆者: 川端 由美
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
最大トルク700Nm! スポーティネスを最大限に引き出した「メルセデスAMG」
走りに関してさらに欲を出せば、スポーティネスを最大限に引き出したAMGモデル「メルセデスAMG C63S カブリオレ」にも食指が伸びるに違いない。
フロントに搭載される4リッターV8ユニットは、最高出力510hp/5500-6250rpmを発揮する。組み合わされるトランスミッションは、もちろん、最新の9Gトロニックだ。700Nmもの強大なトルクを1750-4500rpmの幅広い領域でデリバリーする。
フロントエンドとフロアの強化で、ボディ重要を変えずに、剛性を高めたことも功を奏しているに違いない。スポーツ+、スポーツ、コンフォート、エコのモード切り替えができ、エアサスペンションの設定、トランスミッションの制御、ステアリングホイールの重さが変化して、ドライバーがのぞむ走りに適したシャシー性能のバランスを整えてくれる。
あまりに高い性能ゆえ・・・
スロベニア側の曲がりくねった山道では、むしろ、パワフルさの一端しか垣間見れなかったほどだ。
>>「メルセデス・ベンツ 新型 Cクラスカブリオレ」画像ギャラリー
それでいて、CO2排出量はわずか190g/kmに抑えられている。
国境を越えるオートルートでは、料金所でいったん落とした速度を高めようと、アクセルペダルを踏み込むと、体がシートに押し付けられると思えるほどの加速感を生み出す。
ワインディング・ロードではスポーツ+で、オートルートではスポーツを、それぞれ選ぶのがベストな設定だった。もちろん、好みの組み合わせを設定することもできる。
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