マツダ ロードスター RF(Retractable Fastback)、その美しい後ろ姿に魅了される/プロトタイプ試乗レポート(2/4)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:小林岳夫
気になる! 2.0リッターエンジンは、1.5に比べてどうなのか!?
では、マツダ ロードスター RFを実際に走らせてどうだったか?
>>[画像100枚超!]マツダ ロードスター RF(Retractable Fastback) フォトギャラリー
結論から先に記してしまうならば、これが実に魅力的なキャラクターとなっていたのだった。
まず走りにおける重大なトピックとして、日本市場ではこのモデルにだけ2.0リッターの直列4気筒エンジンが与えられること。最高出力158ps、最大トルク20.4kgf-mを発生するエンジンは、ノーマルロードスターの1.5リッターエンジンと比べると明らかにパワフルかつトルクフルなものだ。
しかもロードスターはもともと超軽量なモデルであるがゆえに、今回のリトラクタブルトップ機構で約45kgも重量増があるにも関わらず、車両重量は1100kg程度に抑えられる。
ロードスターRFのキャラクターにマッチした大人っぽい走り
ならば走りは・・・これが実に大人っぽい。
1.5リッターよりも遥かに太いトルクで走れるため、まずは街中での印象が1.5リッターよりも良い。アクセルをわずかに開けるだけでグッと前で出る感覚はノーマルにはないもので、これによってストップ・アンド・ゴーの多い街中では、力強さと余裕を感じられるのだ。
さらに踏み込めば、太いトルクによる気持ち良い加速がもたらされる。
1.5リッターのみしか体験していなかった時には、これはこれで満足できる、という印象だったが、やはり2.0リッターを知ってしまうと、1.5には物足りなさを感じるだろう。けれど1.5リッターは使い切れる気持ち良さがあるから、ソフトトップのピュアな走りにはマッチする。
そう考えると今後は、RFとソフトトップを乗り比べるのも楽しみのひとつになってくる。
ロードスターRFらしさを象徴する上質なVSグレード、その乗り味・走り味は
今回は<VS>グレードを試乗した。他にもベーシックな<S>や、よりスポーティな仕立ての<RS>がある中で、しっとりした感触で世界の高級車もこぞって採用するナッパレザーのインテリアを採用する最も上質な仕様のVSを選んだのは、マツダ ロードスター RFがうたう世界観を、最もよく表現していると思えたからだ。
>>マツダ ロードスター RF(Retractable Fastback) フォトギャラリー[画像100枚超!]
そんなVSグレードの乗り味・走り味に関してはどうだったか?
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