レクサス HS250h グレード比較(3/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
レクサス HS250h version S/専用の足回りを持つスポーティモデル
レクサス HS250h version Sは名前からも想像されるように、スポーティな仕様を備えたモデルだ。安全装備や快適装備の充実度は標準仕様のHS250hとほぼ同じで、これに専用チューンされたサスペンションと、18インチタイヤ(他のグレードは17インチ)によるスポーティな足回りを備えている。
前後のバンパーやリヤのトランクリッドにスポイラーを装備し、専用のフロントグリルを備えるなど、外観の仕様もバージョンS専用のものとなっている。これらの仕様の違いによって、本体価格は標準に比べ20万円高い415万円となるが、20万円の価格差なら十分に納得モノだ。
ベースグレードなどには柔らかめの足回りが設定されているのに対し、バージョンS専用にはかなりしっかりした感じの足回りが装備されている。足回りの味付けは好みの問題もあるが、お勧めできるのはバージョンSの足回りだ。
オプションは標準仕様と同様に、レーダークルーズコントロール+プリクラッシュセーフティシステム(14万7,000円)や後席サイドSRSエアバッグ(3万450円)を装着して、安全性を高めれば良いだろう。フロントワイドビューモニター+クリアランスソナー(8万4000円)は必要に応じて装着すれば良い。
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