レンジローバー・ディスカバリー4 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:小宮岩男
新エンジン採用による出力アップと燃費向上
イギリスの高級オフロード4輪駆動車「ランドローバー」の3モデルが、揃ってモデルチェンジした。
3モデルとは、レンジローバー、レンジローバースポーツ、ディスカバリーなどV8エンジンを搭載する大型オフロード4輪駆動車だ。
イギリス版のジープであるランドローバー(現在の「ディフェンダー」の先祖)の高級版として1970年にデビューしたのが、レンジローバー。オフロード走破能力に加えてオンロードでの走行性能と快適性を備えたのが、レンジローバーの一大特徴だった。
モデルチェンジを重ね、独自のポジショニングとステイタスは高まる一方だ。ディスカバリーは1989年に登場した。レンジローバーと基本的なメカニズムは共用しながらも、簡潔でカジュアルに仕立てられている。
ディスカバリーもモデルチェンジを重ねるごとにパフォーマンスを向上させている。先代では大きく姿を変え、大型化したボディは格納式の3列シートを備えるようになった。
今回のモデルチェンジは、レンジローバーもディスカバリーもボディスタイルこそ大きく変わらないものの、内容的には大きな変化を伴っている。その最大のものは、新型エンジンの採用だ。
新型エンジンは、排気量が拡大され、ついにガソリン直噴化された。現在、ヨーロッパの高級車メーカーは、どこもガソリンエンジンの直噴化に努めている。狙いはどこも一緒で、直噴化することによって出力を向上させながら、同時に燃費を向上させ、排出するCO2量を削減することができるからだ。
ランドローバー社もこの例から漏れず、3台は最高出力375ps、最大トルク510Nm(スーパーチャージド版では、それぞれ510psと625Nm)を発生している。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。