フロアマットやETC車載器、ナビ……なぜまだオプション? 標準化してほしい「必須の装備」3つ
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
ほとんどの人が装備するオプション装備というのはいくつかある。ほとんどの人が付けるなら標準装備で良いのに……と思うが、ディーラーの思惑もあるようだ。
今回はそんなオプション装備を紹介したい。
フロアマットは純正品の方が車種ごとのサイズに合わせているため使いやすい
まずは愛車の床が汚れるのを防ぐのに適したフロアマット。メーカーの純正品以外にも、幅広い種類のクルマ用フロアマットが展開されているが、標準でついていないということを知らない人も多いのではないだろうか……と思ってしまうほど、ほとんどのクルマについている。
確かに汎用品が使えることもあるため、メーカー純正のものをオプションで付けなくても良いと考える人もいるかもしれないが、納車日にそのまま乗り込むのは少し気が引ける。
また汎用品ではサイズが微妙に合わないこともあるため、大きさを調べてから選びたいところ。
ETC利用率は93%! それでもオプション装備のETC車載器
次に紹介するのはETC車載器だ。遠出をしないセカンドカーであればなくても良いかもしれないが、お出かけするなら割引が適用されるためETC車載器はほぼ必須と言える。というのもETC利用率は約93%で、高速道路に乗るほとんどの人が使用しているからだ。
2014年に開始されたETC車載器の一つ、ETC2.0は高速道路上を走行する際に渋滞情報などを得ることができる。2022年末にはETC2.0以外の一部が使えなくなるとの話もあり、徐々にETC2.0へ移行されることになりそうだ。これから入手するという人はETC2.0にしたほうが良いかもしれない。
車種専用のディスプレイオーディオでは標準装備のものも! 変わりつつあるナビ事情
最後に紹介するのがカーナビだ。これはこれまでであれば高額なカーナビはほとんどオプション装備だった。
しかし、最近トヨタ車などでは標準で装備される車種専用のディスプレイオーディオとなりつつあり、後付けできないものも徐々に増えつつある。
ディスプレイオーディオとは、スマートフォンと連携してナビゲーションシステムや音楽などを楽しめるもの。スマートフォンにダウンロードしたGoogleマップやYahoo!カーナビなどをディスプレイオーディオの画面に映すことができる。
しかし、従来のカーナビは高価でありながら一度購入すれば地図ソフトの更新などをしなければ追加費用がかからないが、万が一の事故やトラブル時の緊急通報などのコネクティッドサービス利用時は維持費がかかる。
今回紹介したもの以外にもオプション扱いとなる装備はさまざまある。中にはこうしたオプション装備を値引きの材料として使われる例もあるようだが、見積書を作ってもらったらしっかりと確認したい。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
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