【2024年】タイヤチェーンおすすめ19選! 付け方や種類、選び方まで完全解説

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雪道での走行を安全に走行するために、タイヤチェーンの購入を検討している方も多いでしょう。

この記事では金属・非金属・布製チェーンのおすすめ商品やタイヤチェーンの付け方、スタッドレスタイヤとの違い、選び方のポイントを紹介します。

また、タイヤチェーン装着時や雪道運転時の注意点についても詳しく触れ、安全に冬を乗り切るためのノウハウをお伝えします。

目次[開く][閉じる]
  1. タイヤチェーンとは? スタッドレスタイヤとの違い
  2. タイヤチェーンの種類や選び方
  3. おすすめのタイヤチェーン19選一覧
  4. 金属製タイヤチェーンおすすめ8選
  5. 非金属タイヤチェーンおすすめ7選
  6. 布製タイヤチェーンおすすめ4選
  7. タイヤチェーンの付け方
  8. タイヤチェーンを装着しているときの注意点
  9. 雪道を運転する際の注意点
  10. よくある質問
  11. まとめ

タイヤチェーンとは? スタッドレスタイヤとの違い

タイヤチェーンを購入する前に、同じ「雪道走行」を目的としたスタッドレスタイヤとの違いについても解説します。

タイヤチェーンとの違い

タイヤチェーンとスタッドレスタイヤは、どちらも雪道での安全な走行をサポートするものですが、それぞれに違いがあります。

タイヤチェーンの特徴スタッドレスタイヤの特徴

必要な時だけ装着できる

冬季は装着したままで使用できる

価格が比較的安い

乾いた路面でも走行可能

深い雪や凍結路面での走行性能が高い

初期費用が高い

装着に手間がかかる

タイヤ交換の手間がかかる

舗装路では騒音や振動が大きい

深い雪ではタイヤチェーンほどの性能は出ない

休日のスキー・スノボ旅行であればタイヤチェーン、寒冷地にお住まいの方で日常的に運転するならスタッドレスタイヤが適しているでしょう。

また、積雪の多い地域や山間部では、スタッドレスタイヤを装着した上でタイヤチェーンも携帯しておくことが推奨されます。

車の使用頻度や走行環境、予算などを考慮して、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。

タイヤチェーンの種類や選び方

雪道でも安心して使えるタイヤチェーンを選ぶ際に確認すべきポイントを紹介します。

タイヤチェーンの選び方

  • 材質で選ぶ(金属/非金属/布製)
  • 形状で選ぶ(はしご型/亀甲型/分離型/ネット型)
  • 信頼性で選ぶ(JASSA認定品)
  • 取り付けやすさを選ぶ
  • 悪路を走る頻度で選ぶ
  • 材質で選ぶ(金属/非金属/布製)

    タイヤチェーンには主に3種類の材質があり、それぞれ特徴が異なります。

    主な材質とそれぞれの強み・弱みは次のとおりです。

    材質 強み× 弱み
    金属

    ・耐久性が高い

    ・深い雪や凍結路でも優れた走行性能を発揮する

    ・お手頃な価格なものが多い

    ・チェーンが重く脱着が難しい

    ・走行音が大きい

    非金属

    ・比較的軽い

    ・走行音が金属製より静か

    ・乾燥路でも切れにくい

    ・ワンタッチで装着できるものもある

    ・金属製に比べて耐久性がやや劣る

    ・金属製よりもかさばる

    ・金属製よりも過酷な路面状況に弱い

    ・高価格なものが多い

    布製

    ・3種類の中で最も軽量

    ・3種類の中で最も装着が簡単

    ・走行音が静か

    ・耐久性が低い

    ・過酷な路面状況には不向き

    ・緊急時の一時使用向け

    それぞれに特徴があるため、走行する路面の状況に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。

    形状で選ぶ(はしご型/亀甲型/分離型/ネット型)

    タイヤチェーンの形状によっても特徴が異なります。

    主な形状とそれぞれの強み・弱みを一覧にまとめて紹介します。

    材質 強み× 弱み
    はしご型

    ・装着が比較的簡単

    ・タイヤにフィットしやすい

    ・登坂能力に優れる

    ・凍結路では横滑りしやすい

    亀甲型

    ・雪道にも凍結路にも強い

    ・はしご型よりも乗り心地が良い

    ・装着にやや時間がかかる

    ・高価格な製品が多い

    分離型

    ・パーツごとに分かれているため装着が簡単

    ・収納がコンパクト

    ・滑り止め性能が他の製品に比べて低い

    ・破損しやすい

    ネット型

    ・滑り止め性能が高い

    ・比較的走行音が静か

    ・チェーンが重く収納がかさばる

    ・高価格なものが多い

    それぞれに適した場面が異なるため、走行する雪道や凍結路の状況に合わせて適切な形状を選びましょう。

    信頼性で選ぶ(JASSA認定品)

    タイヤチェーンは信頼性で選ぶことも重要です。

    JASSA(一般財団法人日本自動車交通安全用品協会)が走行試験を行い、性能を認定した商品を選ぶとよいでしょう。

    JASSA認定品には次のような特徴があります。

    JASSA認定品のメリット(JASSAのホームページより引用)

  • 道路の破損が少ない
  • 高速道路の本線やインターチェンジの坂道をすべてクリア
  • 着脱が容易
  • 関越トンネルを装着したまま走行できる(係員の指示をお守りください)
  • 滑らかな走行
  • アイスバーンに強い
  • 600km以上走れる耐久性
  • 特にタイヤチェーンを初めて購入する方や、安全性を最も重視する方はJASSA認定品を選ぶと安心でしょう。

    取り付けやすさで選ぶ

    タイヤチェーンは商品ごとに取り付けやすさに違いがあります。

    初めてタイヤチェーンを使う人は急な積雪や凍結の際に焦ってしまうことも多いため、取り付けやすいタイプを選ぶとよいでしょう。

    ワンタッチ式や分離型など、装着手順が少なくわかりやすいものをおすすめします。

    また、力の弱い方は軽量で扱いやすい非金属製タイプや布製のタイプの方が安心です。

    取り外しのしやすさや収納のしやすさまで考慮することで、長く使い続けられるタイヤチェーンを選べるでしょう。

    悪路を走る頻度で選ぶ

    悪路を走る頻度や距離によっても、選ぶべきタイヤチェーンは異なります。

    例えば寒冷地にお住まいの方や頻繁に雪道を走行する場合は、金属製の亀甲型や高性能な非金属チェーンがおすすめです。

    日常的に悪路を走るなら、耐久性と走行性能に優れたものを選ぶと安心でしょう。

    休日のみ雪山にでかける場合は、脱着の簡単さと適度な走行性能のバランスが良い非金属製のはしご型やネット型がおすすめです。例年ほとんど積雪のない地域にお住まいの方には、布製や簡易タイプの非金属チェーンが適しています

    布製や簡易タイプの非金属チェーンは脱着が簡単なものが多く、収納する際にもそれほど場所をとらないため、緊急時の備えとして十分に効果を期待できるでしょう。

    おすすめのタイヤチェーン19選一覧

    商品名画像商品URL

    高性能 金属タイヤチェーン

    高性能 金属タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン 金属亀甲チェーン

    タイヤチェーン 金属亀甲チェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    雪道楽QII

    雪道楽QII

    Gneed ラダー型 スタンダード タイヤチェーン

    Gneed ラダー型 スタンダード タイヤチェーン

    エコメッシュ2

    エコメッシュ2

    救急隊ネット

    救急隊ネット

    ゴリラコマンダーII

    ゴリラコマンダーII

    バイアスロン クイックイージー

    バイアスロン クイックイージー

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    非金属タイヤチェーン

    非金属タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    タイヤチェーン

    布製タイヤチェーン

    布製タイヤチェーン

    布製タイヤすべり止め

    布製タイヤすべり止め

    スノーソックス

    スノーソックス

    金属製タイヤチェーンおすすめ8選

    ここからはおすすめの金属製タイヤチェーンを8つ厳選して紹介します。

    いずれもジャッキアップ不要で装着可能な商品です。

    WEIMALL 高性能 金属タイヤチェーン

    WEIMALL 高性能 金属タイヤチェーンは金属製亀甲型のタイヤチェーンです。

    9mmのスリムタイプもあり、横滑りが横滑りが少ない点が特徴。こちらは通常のサイズに比べて振動も少ないので、いざという時の雪のために備えておくと安心です。

    WEIMALL 高性能 金属タイヤチェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    9サイズ

    適合サイズ(30サイズの場合)

    12〜15インチ

    BOFAC タイヤチェーン

    BOFAC タイヤチェーンも金属製亀甲型のタイヤチェーンです。

    太さ3.5mmの合金鋼が採用されているにも関わらず、軽量で取り扱いやすい点が特徴。

    海外製ですが日本語版の取扱説明書が付属しており、安心です。タイヤチェーン一本を数分で取り付けることができます。

    BOFAC タイヤチェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    10サイズ

    適合サイズ(80サイズの場合)

    13〜17インチ

    FIELDOOR タイヤチェーン

    FIELDOOR タイヤチェーンは価格の安さと対応サイズの広さが魅力です。

    TUVのGS規格(ドイツ製品安全法に準拠しており、品質や安全性の高い商品を認められたもの)の認証を取得しています。

    ただし、緩み防止機構などの特別な機能はなく、シンプルな作りで比較的安価なため、とにかく価格を重視したい人におすすめです。

    FIELDOOR タイヤチェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    6サイズ

    適合サイズ(80サイズの場合)

    13〜17インチ

    HooMoo タイヤチェーン

    HooMoo タイヤチェーンには耐摩耗性に優れた9mmのクロスチェーンが採用されています。

    金属製ながらとても軽量でコンパクトに収納できるので、車内に積み込んでいても積載容量を圧迫しません。

    安全性を証明するTUVの欧州スノーチェーン認定を受けた、高い信頼性を持つ商品です。

    HooMooタイヤチェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    3サイズ

    適合サイズ(30サイズの場合)

    12〜15インチ

    アイスバーン タイヤチェーン 金属亀甲チェーン

    アイスバーン タイヤチェーン 金属亀甲チェーンは大型車両向けに販売されています。

    例えばトヨタ ハイエースなどが対象車種です。

    セット商品にはチェーン2本のほか、軍手と予備のチェーンコマ4つが付属しています。

    スタッドレスタイヤでも走りにくい路面の場合、追加装着するのもおすすめです。

    アイスバーン タイヤチェーン 金属亀甲チェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    14サイズ

    適合サイズ(IB-100の場合)

    15〜16インチ

    ホイールズ タイヤチェーン

    ホイールズ タイヤチェーンはラジアルタイヤ(夏用タイヤ)に装着する商品です。

    そのため、普段から雪道や凍結路面を走ることのない方のスポット的な利用に向いています。

    スタッドレスタイヤには装着できないので、利用状況に合わせて検討することをおすすめします。

    ホイールズ タイヤチェーン

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    8サイズ

    適合サイズ

    14〜16インチ

    エフ・イー・シー 雪道楽QII

    エフ・イー・シー 雪道楽QIIは乗用車・ミニバン専用の国産タイヤチェーンです。

    地上高の低い車にも使える10mmタイプとなっており、低床の車に乗っている人におすすめです。

    タイヤチェーンでは珍しい国内メーカーの商品なので、国産派の人にとっては安心できる商品でしょう。

    エフ・イー・シー 雪道楽QII

    形状

    金属製亀甲型

    サイズ展開

    12サイズ

    適合サイズ(YQ208の場合)

    14〜16インチ

    エンパイヤ自動車 Gneed ラダー型 スタンダード タイヤチェーン

    エンパイヤ自動車 Gneed ラダー型 スタンダード タイヤチェーンは、軽くて丈夫な特殊合金鋼が使用されています。

    街中の雪道を走行するのに適したコスパ重視の性能となっていますが、適合サイズが限られています。

    ご自身の車のタイヤサイズに適合する場合には検討してみると良いでしょう。

    エフ・イー・シー 雪道楽QII

    形状

    金属製ラダー型

    サイズ展開

    ワンサイズ

    適合サイズ

    13〜15インチ

    非金属タイヤチェーンおすすめ7選

    次に非金属タイヤチェーンのおすすめ商品を7つピックアップして紹介します。

    いずれもジャッキアップ不要で装着可能です。

    エフ・イー・シー エコメッシュ2

    エフ・イー・シー エコメッシュ2はJASAA認証品にも関わらず、比較的安価でコスパが高い点が魅力です。

    またより取り付けやすく設計されており、ワンタッチで脱着可能なロック機構が採用されています。

    国産メーカーのため、国産派の人にとっては安心できる商品です。

    エフ・イー・シー エコメッシュ2

    形状

    非金属製ネット型

    サイズ展開

    14サイズ

    適合サイズ(FB10の場合)

    14〜16インチ

    ソフト99 救急隊ネット

    ソフト99 救急隊ネットは接地面への耐摩耗性に優れた「ウレタンエラストマー」が採用されています。

    チェーン自体が薄くて軽く、走行時の振動が少ない点が特徴。走行中に車両がガタガタと揺れるのが苦手な人におすすめです。

    また比較的安価なのでコスパの高さも魅力の一つでしょう。

    ソフト99 救急隊ネット

    形状

    ゴム製ネット型

    サイズ展開

    10サイズ

    適合サイズ(KK-43の場合)

    14〜16インチ

    KEIKA(京華産業) ゴリラコマンダーII

    KEIKA(京華産業) ゴリラコマンダーIIは耐摩耗性、耐寒性に優れたタイヤチェーンです。

    軽量で取り扱いやすく、ワンタッチで脱着可能なロック機構が採用されたことで、簡単で素早く脱着できます。

    JASAA認定も受けており、品質面も安心感があります。

    KEIKA(京華産業) ゴリラコマンダーII

    形状

    ポリウレタン・エラストマー製ネット型

    サイズ展開

    9サイズ

    適合サイズ(CX10の場合)

    14〜17インチ

    カーメイト バイアスロン クイックイージー

    カーメイト バイアスロン クイックイージーはアイスバーンへの食い付きを高めるため、超高材質かつマカロニ形状を施したスパイクピンが特徴です。

    降雪翌日の都市部など、アイスバーンになりやすい地域の方に向いています。

    またJASAA認定に加え、メーカー耐久テストではJASAA基準の1.5倍の耐久性を計測しているため、長く利用したい人にもおすすめです。

    カーメイト バイアスロン クイックイージー

    形状

    ゴム製ネット型

    サイズ展開

    29サイズ

    適合サイズ(QE10Lの場合)

    14〜17インチ

    Sugarello タイヤチェーン

    Sugarello タイヤチェーンはアルミホイールの隙間に差し込んで取り付けるタイプのタイヤチェーンです。

    取り付けも簡単な上、圧倒的な安さが魅力。

    ほとんどの車種に対応できるため、非常用・緊急用・防災用として購入しておくと、いざという時の備えとなるでしょう。

    ただし、レジャーなど長距離での使用に関しては推奨されていません。最初から悪路走行が見込まれるエリアに向かう場合は別のタイヤチェーンを利用すると良いでしょう。

    Sugarello タイヤチェーン

    形状

    ナイロン樹脂

    サイズ展開

    ワンサイズ(10本入りと20本入りの2種類)

    適合サイズ

    チェーンの長さは92cm

    ほとんどの車種に適合する

    MVOWIZON タイヤチェーン

    MVOWIZON タイヤチェーンは簡易型プラスチック製で緊急用として設計されたチェーンです。

    タイヤに傷をつけにくく、金属製に比べ低騒音、振動吸収性に優れている点が特徴です。

    あくまで緊急用のため、最初から悪路の走行が見込まれる場合は別の製品を使うことをおすすめします。

    MVOWIZON タイヤチェーン

    形状

    プラスチック製

    サイズ展開

    ワンサイズ(3色あり)

    適合サイズ

    145mm〜295mmまでのタイヤに対応

    chuangyibo 非金属タイヤチェーン

    chuangyibo 非金属タイヤチェーンは優れたフィット感と高い耐久性が特徴です。

    ポリウレタンラバーがスパイク形状になっているため、パワフルな走行をアシストします。

    耐寒性能、耐摩耗性能、耐腐食性能が高く、摩耗や腐食にも強い点も魅力です。

    chuangyibo 非金属タイヤチェーン

    形状

    ウレタンエラストマー製ネット型

    サイズ展開

    15サイズ

    適合サイズ

    13〜14インチ

    布製タイヤチェーンおすすめ4選

    布製タイヤチェーンのおすすめ商品をご紹介します。

    いずれもジャッキアップ不要のものを4つ厳選しました。

    BEIKEMALL タイヤチェーン

    BEIKEMALL タイヤチェーンは布製にもかかわらず、チェーン規制にも対応しています。

    特殊な布の繊維が毛羽立っている状態となり、雪面にしっかりと密着してタイヤのグリップ力を高める形状になっています。

    スパイク型のタイヤチェーンと違い、低振動・低騒音である点も魅力の一つです。

    BEIKEMALL タイヤチェーン

    形状

    布製

    サイズ展開

    12サイズ

    適合サイズ(KE71の場合)

    12〜16インチ

    Sumeriy 布製タイヤチェーン

    Sumeriy 布製タイヤチェーンも布製でありながらチェーン規制にも対応しています。

    布にファイバーメッシュ面を追加することで、よりチェーンを安定して固定することができ、ホイールへの小石、枝などの異物の噛み込みを防ぎます。

    12枚重ねの両面ステッチ、接合部はすべてダブルステッチで縫製されているため、布製でありながら強度も高いです。

    Sumeriy 布製タイヤチェーン

    形状

    布製

    サイズ展開

    12サイズ

    適合サイズ(H77の場合)

    13〜18インチ

    オートソック 布製タイヤすべり止め

    オートソック 布製タイヤすべり止めはノルウェーで生まれた布製タイヤチェーンです。

    大手自動車メーカーの純正用品にも採用されており、独自開発された繊維技術によって雪道を快適に走行可能。

    車高が低い車にも簡単に装着することができます。緊急用に車に積み込んでおくと安心です。

    オートソック 布製タイヤすべり止め

    形状

    布製

    サイズ展開

    14サイズ

    適合サイズ(ASK645の場合)

    15〜18インチ

    ISSE Safety(イッセ セイフティー) スノーソックス

    ISSE Safety(イッセ セイフティー) スノーソックスはスペインの繊維メーカーが販売している布製タイヤチェーンです。

    チェーン規制にも対応しており、路面に積もった雪やアイスバーンでも安定して走行できるように、長年の繊維メーカーとして培ってきた特殊な素材と製法で作られています。

    布製タイヤチェーンは走行時のズレが課題になりがちですが、独自のオートセンター機能が搭載されているため、ズレにくくなっている点も特徴です。

    ISSE Safety(イッセ セイフティー) スノーソックス

    形状

    布製

    サイズ展開

    6サイズ

    適合サイズ(70の場合)

    14〜22インチ

    タイヤチェーンの付け方

    タイヤチェーンは雪道や凍結した路面を安全に走行するために必要不可欠なものです。正しく使用することで効果を発揮します。

    ここでは、タイヤチェーンのサイズの確認方法や装着方法について解説します。

    タイヤサイズを確認する

    タイヤチェーンを購入する際には、まず車のタイヤサイズを確認して適合したタイヤチェーンを選ぶことが大切です。

    タイヤサイズは、車種、年式、グレードによって異なるため、必ず実際のタイヤの側面に記載されている数字とアルファベットの組み合わせを確認しましょう。

    例えば「205/65R15 94H」というサイズ表記だったとします。

    それぞれの数字・文字の意味は次の通りです。

    タイヤサイズ表記の意味

  • 205:タイヤの幅(mm)
  • 65:扁平率(タイヤの高さがタイヤの幅の65%という意味)
  • R:ラジアル構造(タイヤの構造の種類を表している)
  • 15:リム系(インチ)
  • 94:荷重指数(規定の条件下で支えることができる最大負荷能力を示す。表記の場合、670kgまで支えられる)
  • H:速度記号(規定の条件下で走行できる最高速度を示す。表記の場合、時速210kmまで走行可能)
  • これらの情報から、そのタイヤに適したタイヤチェーンが分かります。

    間違ったサイズのチェーンを使用してしまうと、走行中に外れてしまうなど事故につながる危険があるため、適合したものを選ぶことが重要です。

    タイヤに装着する方法

    タイヤチェーンを装着する方法は製品の種類によって多少異なるものの、基本的な手順は次の通りです。

    タイヤチェーンの装着方法

    1. 平らな場所に車を停め、パーキングブレーキをかける

    2. タイヤチェーンを広げ、駆動輪に添わせる

    3. タイヤの上部からチェーンをかぶせ、下部まで覆う(下から持ち上げるタイプもあります)

    4. チェーンの端をつなぎ、フック等で固定する

    タイヤチェーンを装着する場所は?

    「タイヤは4本あるのに、タイヤチェーンを購入したら2本しかない! どこに付けたら良いの?」と悩む方もいるでしょう。タイヤチェーンを装着すべきタイヤは車種によって異なります。

    タイヤチェーンは、雪道での発進や加速をスムーズに行うために、駆動輪に装着するのが基本です。

    駆動輪とは、エンジンの動力が伝わるタイヤのことで、前輪駆動(FF)車なら前輪、後輪駆動(FR)車なら後輪が駆動輪です。

    前輪にタイヤチェーンを取り付ける場合、右タイヤは右へ、左タイヤは左へハンドルをめいっぱい切っておくと作業がしやすいでしょう。

    4輪駆動車(4WD)の場合、駆動輪は4輪すべてですが、通常は駆動力が大きい前輪にチェーンを装着します。

    ご自身の車の駆動方式がわからない場合は、その車種のカタログにある「主要諸元表」で型式番号から確認することができます。

    カタログが手元にない場合でも「車種名 主要諸元表」とWeb検索することで参照可能です。

    クリアランスの確認方法

    クリアランスとは、タイヤと車体の隙間のことです。タイヤと車両のフェンダーには一定の隙間が保たれており、タイヤの回転時における干渉を防ぎます。

    タイヤチェーンを装着する際には、クリアランスのチェックが重要です。クリアランスは、車両の取扱説明書やカタログで確認できます。

    タイヤチェーンは、タイヤの回転による遠心力によって膨らむため、指定された範囲以上の隙間が必要です。

    静止時には取り付けられたとしても、走行時に干渉して破損する可能性があるため、自己判断での使用は控えましょう。

    タイヤチェーンを装着しているときの注意点

    タイヤチェーンは、雪道で安全に走行するために欠かせないアイテムです。

    しかし、正しく装着しないと、効果が半減したり、逆に危険につながることもあります。

    ここでは、タイヤチェーンの装着時の注意点を3つご紹介します。

    タイヤチェーンの装着時の注意点

  • 取扱説明書をよく読む
  • 制限速度を守る
  • 急の付く運転操作を控える
  • 取扱説明書をよく読む

    タイヤチェーンの取扱説明書には、装着方法や注意事項が記載されています。

    取扱説明書をよく読まずに装着すると、車両の破損や事故につながる可能性が高まるため、以下のような点に注意しましょう。

    装着位置:車の駆動方式によって、装着位置が異なります。

    装着方法:正しく装着しないと、効果が半減したり、逆に危険につながったりします。

    制限速度:タイヤチェーンは緊急用の滑り止め装置であり、スタッドレスタイヤのようには使用できません。制限速度を超えた走行は、タイヤチェーンの破損につながります。

    制限速度を守る

    タイヤチェーン装着時の制限速度は、金属製が時速30km、非金属製が時速50kmです。制限速度を超えた走行は、タイヤチェーンの破損につながります。

    また、積雪や凍結路面では、制限速度を守っていても滑りやすいため、慎重に運転しましょう。

    急の付く運転操作を控える

    タイヤチェーンは、雪道で滑りやすい路面を走行できるようにするためのものです。

    しかし、急発進や急ブレーキなど、急の付く運転操作をすると、タイヤチェーンに大きな負担がかかります。

    そのため、タイヤチェーンを装着しているときは、急の付く運転操作は控えましょう。

    雪道を運転する際の注意点

    雪道を運転する際、場面ごとに求められる対応が異なります。

    ここでは雪道走行の基本と、3つのシチュエーションごとに注意点を紹介します。

    雪道で注意すべきシチュエーション

  • アイスバーンでの運転
  • 雪道でスタックした場合
  • 豪雪で身動きが取れなくなった場合
  • 雪道走行の基本

    まずは雪道走行の基本的な注意点から解説します。

    ノーマルタイヤを使わない

    雪道や凍結路面においてノーマルタイヤはグリップ力が低下してしまうため、タイヤチェーンまたはスタッドレスタイヤの装着は必須です。

    雪道・凍結路面に入ることが想定される場合は、あらかじめどちらかの装備を準備しておくようにしましょう。

    急な操作は避ける

    急な車線変更、急ブレーキ、急ハンドルは、スリップの原因になります。

    雪道では、いつもよりゆっくりと、慎重な運転を心がけましょう。

    車間距離を十分にとる

    雪道では、乾いた路面よりも車の制動距離が長くなります。

    そのため先行車との車間距離を十分にとることが大切です。

    車間距離を広く取っておくことで、追突などの事故のリスクを減らすことができます。

    発進はゆっくりと行う

    発進時にアクセルを急に踏み込むと、タイヤが空転してスリップする可能性があります。

    雪道や凍結路面でのアクセルワークは慎重に行いましょう。

    アクセルはゆっくりと踏み込み、じわじわと発進するイメージで運転するのがコツです。

    屋根の雪は走行前に除雪する

    屋根に積もった雪は、走行中に落ちてくることがあります。

    その際、後続車に当たる可能性もあるため、放置しておくのは危険です。

    また、ブレーキ時に雪崩を起こしてフロントガラスの視界をさえぎる恐れもあるため、屋根の雪は走行前に必ず除雪するようにしましょう。

    アイスバーンでの運転の注意点

    アイスバーン(雪が解けて凍った路面)は雪道以上に滑りやすいため、以下のような点に注意して運転しましょう。

    アイスバーンでの運転の注意点

  • 「急」のつく動作を避ける
  • ブラックアイスバーンに注意する
  • 風通しのよい橋の上や陸橋、トンネル出口付近の路面に注意する
  • それぞれ解説します。

    「急」のつく動作を避ける

    アイスバーンでは、発進、停止、カーブで「急」のつく動作はスリップの可能性が高まるため、絶対にやめましょう。

    スリップしないよう、ゆっくりと、慎重な運転を意識することが大切です。

    ブラックアイスバーンに注意する

    昼間に積もった雪が解けたときや、雨が降った後の冷え込みが強くなる夜間や明け方は、表面が凍りついた路面(ブラックアイスバーン)になる可能性があります。

    ブラックアイスバーンは濡れたアスファルト路面のように見えるため、凍っていることに気づきにくく、注意が必要です。

    とくに市街地ではブレーキや発進が繰り返される交差点の停止線手前の路面が磨かれ、滑りやすくなります。

    雪が降った後の路面には注意を払い、慎重な運転を心がけましょう。

    風通しのよい橋の上や陸橋、トンネル出口付近の路面に注意する

    風通しのよい橋の上や陸橋、トンネル出入口付近は、ブラックアイスバーンが発生しやすいため、注意が必要です。

    ブラックアイスバーン状態になっていないか、路面の状態をしっかりと確認しながら慎重な運転を心がけましょう。

    雪道でスタックした場合の対処法

    タイヤがスリップして新雪にはまってしまった場合、脱出の手順としては次のようなアプローチが有効です。

    雪道でスタックした場合の対処法

    1. タイヤ周辺の雪を踏み固める

    2. 道路脇にある砂箱の砂を振りかける

    3. 雪かきをする

    それぞれ解説します。

    1. タイヤ周辺の雪を踏み固める

    ゆっくりと車を前後に動かして、タイヤ周辺の雪を踏み固めます。

    2. 道路脇にある砂箱の砂を振りかける

    道路脇に砂箱があれば、駆動輪(FFであれば前輪、FRであれば後輪)の外周にこの砂を振りかけます。

    砂がタイヤと路面の摩擦を高め、脱出を助けてくれます。

    砂がない場合は段ボールや板などをタイヤの下に敷く方法も効果的です。

    車輪に取り付ける滑り止めマットや、チェーンと似た機能を持つ簡易的な道具など、「スノーヘルパー」と呼ばれる道具をあらかじめ用意しておくと、いざというときに活用できます。

    3. 雪かきをする

    タイヤの下や車の周囲に積もった雪を取り除きます。車内にスコップを常備しておくと便利です。

    また自力で脱出ができないと判断した場合には、一人で無理をせず周囲に助けを求めましょう。

    豪雪で身動きが取れなくなった場合の対処法

    豪雪で身動きが取れなくなった場合は、まず運転手や同乗者の安全確保を最優先に考える必要があります。

    以下の手順を頭に入れておくと良いでしょう。

    ハザードランプを点灯して停車する

    視界が悪い状況で身動きが取れなくなった場合には、車を停止させ、ハザードランプを点灯させましょう。

    地吹雪などの際にはどこに車がいるか分かりにくいものです。ハザードランプを点灯させることで、他の車両に自車の存在を知らせることができます。

    また三角停止板など、明るい色の目印を立てる方法もおすすめです。

    マフラーの排気口の除雪を行う

    豪雪でマフラーの排気口が雪でふさがれてしまうと、排気ガスが車内に逆流します。

    一酸化炭素中毒の危険があるため、救援を待つ間に排気ガスの逃げ道だけでも除雪しましょう。

    具体的には、マフラーの排気口の雪を除雪する、マフラーの排気口に棒などを差し込んで、雪を押し出すといった方法です。

    除雪ができない場合は、エンジンを切った状態で救助を待ちましょう。

    むやみに車外に出ると遭難する危険があるため、基本的には車内にとどまる方がよいです。ただし近くに避難できるような場所があれば、そちらで待機するようにしましょう。

    車外に出る際には、風下側のドアを開けると強風の影響を受けることなく安全に出ることができます。

    よくある質問

    タイヤチェーンの取り付けにはどのくらい時間がかかりますか?

    タイヤチェーンの取り付け時間は、製品の種類や慣れ具合によって大きく異なります。

    最も難しい金属製タイヤチェーンの場合、初心者は15分〜30分程度見ておきましょう。

    悪天候下では時間がかかりやすいため、晴れた日に事前に練習しておくことをおすすめします。

    ワンタッチ式のものは、コツが分かると5分で装着できるようになるでしょう。

    タイヤチェーンは雪道以外で装着していても大丈夫ですか?

    タイヤチェーンは基本的に雪道や凍結路面での使用を想定しているため、雪も凍結もないような通常の舗装路では使用しないようにしましょう。

    装着したままで走行すると路面を傷つけたり、チェーンの破損につながったりします。

    走行音や乗り心地にも悪影響が大きいため、路面状況に応じて脱着する方がおすすめです。

    女性でも簡単に取り付けできるタイヤチェーンを教えてください。

    軽量で作業に手間のかからない布製タイプやワンタッチ式の非金属製タイヤチェーンは、女性でも簡単に取り付けしやすいです。

    また取り付け(締め付け)をサポートする専用工具が付属しているタイプも便利です。

    あわせて手袋や新聞紙などを活用すると、手や服の汚れを防げます。

    スプレータイプのタイヤチェーンは実用性がありますか?

    スプレータイプのタイヤチェーン(滑り止めスプレー)は、緊急時の一時的な対策としては実用的ですが、本格的な雪道走行には適していません。

    例えば「帰路の途中で安全な場所に避難するまでの区間」に使用するなど、応急措置として利用するようにしましょう。

    タイヤチェーンは使い捨てですか? 寿命は?

    タイヤチェーンは使い捨てではなく、適切に使用・保管すれば複数シーズン使用できます。

    例えば金属製は耐久性が高いため5シーズン程度使うことも可能です。

    布製が最も短く、1〜2シーズン程度と言われています。

    使用後に十分に乾燥させて適切に保管することで、さらに寿命を伸ばせるでしょう。

    タイヤチェーンを使った後、どうやってメンテナンスすべきですか?

    タイヤチェーンは使用後にしっかりと水で洗い、汚れや融雪剤を落としましょう。

    汚れを落としたら十分に乾燥させて、専用の袋やケースに入れて直射日光や湿気から守れる場所で保管しましょう。

    金属製タイヤチェーンは、サビ止めスプレーをしておくと更に安心です。

    まとめ

    タイヤチェーンは、冬期の雪道や凍結路面での安全な走行に欠かせないものです。

    金属製・非金属製・布製など様々な材質があり、亀甲型やネット型など形状にも特徴があります。

    安全な冬のドライブには、適切なタイヤチェーンの選択と正しい使用方法が不可欠です。

    使用する際は、取扱説明書をよく読み、制限速度を守り、急な運転操作を避けるなど注意が必要です。

    異常気象が増えている昨今の日本の冬を乗り越えるため、緊急用として1つでもタイヤチェーンを備えておくことをおすすめします。

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    文生伊(あおい)/松浦 広恭
    筆者文生伊(あおい)/松浦 広恭

    文生伊(あおい)
    車のサブスクNavi・自動車査定Navi、2サイトのメインライター。自動車関連企業に15年従事した経験を活かしながらフリーランスとして活動中。愛車遍歴はBMW Z3、Fiat 500、Abarth595、人生初の国産車ジムニーを経て現在はスバリストに転身。

    松浦 広恭
    車のサブスクNavi・自動車査定Naviという2つの自動車関連サイトを運営する自動車特化ブロガー。初心者でもわかりやすく納得して車の取引ができるようになることをモットーにコンテンツを制作。愛車は日産セレナ、セカンドカーはKINTOで契約したルーミー。3人の子育てのため静岡県東部に移住。休日は主に伊豆半島で海・山のレジャーを楽しんでいる。
    車のサブスクNavi:https://carsubscription-navi.com/
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    監修者MOTA編集部

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