実は冬こそベストな季節!? 屋根を開けて解放感を楽しむ国産オープンカー3選
- 筆者: MOTA編集部
自然の風を受けながら、開放的なドライブを楽しめるオープンカー。最適なのは過ごしやすい温かい季節をイメージするかもしれませんが、実は冬こそ適していると言っても過言ではありません!
寒空にオープンで走っていると寒そうに思えますが、シートヒーターが装着されているモデルが多く、風の巻き込みが少なくなるように設計され、思いのほか寒くありません。そしてなんと言っても、冬の澄んだ空気を感じることが出来ます。一方、高温多湿な夏などは、太陽の日差しが強すぎるため、逆にかなり辛いもの…。そこで今回は、冬の今だからこそ乗りたい国産オープンカーを3車種ご紹介します。
29年ぶりに登場したFRオープンスポーツカー! ホンダ S2000
ホンダ S2000は、1998年に本田技研工業創立50周年記念として発表し、1999年4月に発売されたライトウェイトオープンスポーツカーです。S800以来29年ぶりの「FRレイアウト」となったS2000は、新開発のシャーシとエンジンが採用されました。
シャーシの「ハイXボーンフレーム」は、オープンボディでありながらクローズドボディに匹敵する高い剛性を実現。エンジンは、250ps/8300rpmを発生する2.0リッター直列4気筒DOHC VTECエンジン(F20C型)で、9000rpmまで許容する超高回転型エンジンです。
2004年のマイナーチェンジでは、エンジン排気量を2.2リッターにアップし、型式が「AP1」から「AP2」に変更されました。
S2000誕生20周年記念純正パーツを販売
ホンダ純正アクセサリーメーカーのホンダアクセスでは「20年目のマイナーモデルチェンジ」をコンセプトに、2020年2月20日から予約受注を開始し、2021年2月19日まで期間限定生産または数量限定生産する「ホンダ S2000 20周年記念純正アクセサリー」を販売しています。
エクステリアアイテムは、Modulo Xの開発で培った技術を投入して新開発した「フロントエアロバンパー」、復刻アイテムの「トランクスポイラー ダックテールタイプ」や「リアストレーキ」を用意。また、500セット限定販売の5段階式減衰力調整(フロント)可能な「スポーツサスペンション」も発売しています。
インテリアアイテムは、20周年記念ロゴを配した2000個限定販売の「オーディオリッド」、「フロアカーペットマット」、ドア開閉とスモールランプに連動する「フットライト(LEDホワイトイルミネーション)」をラインナップ。さらに、記念ロゴのタグ付きの「ボディーカバー ハーフタイプ」も用意しています。ただし、数量限定のエクステリア/インテリアアイテムは、残念ながら既に完売してしまいました。
ホンダ S2000の中古車相場
■中古車掲載台数:126台
■中古車相場:174.4万円~935万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月5日時点のデータ
ボディラインの美しさにこだわった日産 フェアレディZ ロードスター(Z34型)
日産を代表するスポーツカー、フェアレディZのオープンモデルとして2009年から販売を開始したのが「フェアレディZロードスター」です。電動開閉式ソフトトップを採用し、躍動感ある流麗なボディラインのオープンスタイルと、クローズ時の流れるような美しいサイドビューを実現。オープン時には、風の巻き込みが少ない快適な空間とエアコンディショニングシートによって、気持ちの良い走行を楽しむことができます。
冬でも快適なエアコンディショニングシートを装備
Z34フェアレディZロードスターのボディは、フロントウインドウモール、ディフレクターにより、キャビンまわりの空気の流れを最適化。オープン時でも風の巻き込みが少なく、包まれ感のある快適な室内空間を実現しています。また、オープンモデル用にドアやトランク開口部を補強し、高い剛性と衝突安全性を両立した車体構造を採用しました。
インテリアには、オールシーズンで心地よいオープンエア走行を楽しめるよう、本革とネットシート生地を組み合わせた空調システム内蔵のエアコンディショニングシートを装着。さらに音響には、専用チューニングを施したBoseサウンドシステムを装備しています。
日産 フェアレディZ ロードスター(Z34型)の中古車相場
■中古車掲載台数:23台
■中古車相場:200万円~470万円
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月5日時点のデータ
世界基準のラグジュアリーオープンスポーツ! トヨタ 4代目ソアラ
トヨタ 4代目ソアラは、2001年にデビューしたラグジュアリーオープンスポーツカーで、電動ハードトップのみをラインナップ。また、トランスミッションが全車ATとなり、3代目まで設定されていたターボエンジンも廃止されています。インテリアは、贅を尽くした質感の高い素材を使用し、純然たる高級パーソナルスポーツカーとなりました。
4代目ソアラは、2005年のレクサスブランド日本進出とともに「ソアラ」から「SC」へ移行。カーナビ、マークレビンソン・プレミアムサラウンドシステムを標準装備し、高級ブランド「レクサス」にふさわしい装備としています。
SCとしてデビュー当時は、レクサスの基幹車種としての役割を担っていたものの、2010年に生産を終了。以降、2017年にレクサス LCが登場するまで、レクサスの高級パーソナルスポーツカーは途絶えることになります。
高級素材を使用し空調やオーディオを自動制御
天然木と本革をふんだんに使ったラグジュアリーオープンスポーツカーとなった4代目ソアラは、ルーフのオープン・クローズ問わず快適な空間を提供するため、空調やオーディオに自動制御機能を備えています。
ルーフの開閉に伴う温度の変化やオーディオの聞こえにくさを自動で調整してくれるのは、乗員の手間が省ける便利な機能。ちょっとしたことに対する気遣いは、トヨタの上級モデルおよびレクサスらしい"おもてなし"を感じます。
トヨタ 4代目ソアラの中古車相場
■中古車掲載台数:146台
■中古車相場:52万円~364.4万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月5日時点のデータ
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