スポーツこそ誇り! ホンダを象徴する90年代の名車3選
- 筆者: MOTA編集部
ホンダといえば「F1」や「タイプR」など、スポーティーな走りのイメージが強いメーカーです。今回は、ホンダF1全盛期だった「第2期」の興奮冷めやらぬ1990年代に販売されたスポーツモデル3車種をご紹介。今でも高い評価を得ているホンダを代表するモデルばかりであり、F1での活躍と共にホンダの名を世界に知らしめました。
ABCトリオが懐かしい! ホンダ ビート
1991年に発売が開始され、1996年まで製造されていたホンダの軽スポーツカー ビート。軽自動車という日本独自の規格の中で作られたミッドシップオープンスポーツカーです。
搭載されるエンジンは、直列3気筒 656ccではありますが、自然吸気で軽自動車規格の最高出力64馬力を発生。レッドゾーンが8,500rpmとホンダらしい高回転型エンジンであることも特徴のひとつです。
世界初!ミッドシップオープンスポーツカー
ホンダ ビートは、日本の軽自動車規格に合わせて作られたオープンスポーツカーですが、世界初のフルオープンミッドシップスポーツカーでもあります。
F1での好調ぶりやバブル経済による好景気など、経済的な影響も手伝って、小さい車にも多額の開発費がかけられていることがわかります。
ホンダ ビートの中古車相場
■中古車掲載台数:158台
■中古車相場:39万円~247.8万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月27日時点のデータ
NSXに次ぐ「タイプR」第2段インテグラタイプR(初代)
1995年に発売がスタートし、2001年まで販売されていたインテグラタイプR(通称 インテR)。1993年にフルモデルチェンジをして、3代目となったインテグラに設定されたスポーツモデルです。
ボディタイプは、3ドアクーペのDC2型と4ドアのDB8型の2種類を設定。軽量化されたボディや専用チューニングが施されたエンジンにより、FFでありながらスポーティーな走りを実現しています。
軽量化や専用チューニングで「タイプR」らしさを追求
ボディは、リアワイパーや遮音材が省略され軽量化を徹底。また、フロントガラスも標準のインテグラよりも薄くし、徹底した軽量化が図られています。エンジンは、1.8リッター DOHC VTEC(B18C型)を搭載していますが、ピストン、カムシャフト、ECUなどをタイプR専用に変更。徹底的な軽量化や専用チューニングにより、タイプRの名にふさわしい仕上がりとなっています。
ホンダ インテグラタイプR(DC2)の中古車相場
■中古車掲載台数:14台
■中古車相場:109.8万円~400万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月27日時点のデータ
世界を驚かせたホンダのフラッグシップスポーツカー 初代NSX
1990年に発売が開始され、2005年まで製造されていたホンダのフラッグシップスポーツカーがNSXです。世界初オールアルミニウムボディを採用し、ミッドシップにV型6気筒VTECエンジンを搭載。デビュー当初はリトラクタブルヘッドライトを装着していましたが、2001年に衝突安全性の観点から、固定式のヘッドライトへ変更されます。
また、ホンダのスポーツグレードである「タイプR」が設定されたのも初代NSXから。以降、レッドエンブレムとホワイトホイールが装着された「タイプR」は、インテグラやシビックに派生しました。
開発には伝説のF1ドライバー アイルトン・セナが携わっている
初代NSXは、ホンダがF1「第2期」参戦をきっかけに「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」という想いから開発がスタート。F1「第2期」にエンジンを提供していた「マクラーレン・ホンダ」のドライバーでもあったアイルトン・セナが初代NSXの開発に携わり、走行テストを行ったのは有名な話です。長い開発期間を経て登場した初代NSXの販売価格は、800万円(ATモデルは+60万円)という、当時の国産車としては驚きの価格で販売されました。
ホンダ 初代NSXの中古車相場
■中古車掲載台数:61台
■中古車相場:520万円~1,543.2万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月27日時点のデータ
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