ホンダが国内販売の屋台骨“N-BOX”の新型投入をためらう理由(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
未だに売れてるN-BOX、次期型はプレッシャーで保守的に?
2011年12月にデビューしたホンダの軽ハイトワゴン“N-BOX”がすでに6年目を迎えた。軽自動車のモデルチェンジサイクルは4~5年ということもあり、2016年後半に新型車を発売すると言われていたけれど、どうやら1年程度延期されるらしい。
なぜか?現行モデルの売れ行きが依然として好調だからである。
N-BOXは11月こそノートに負けたものの、今でもプリウスと激烈なTOP争いを繰り広げており、全く勢いが落ちない。しかもN-BOXの売れ筋モデルにオプションを加えれば200万円近くなり、利益率だって上々。伸び悩む国内販売を横目に、ホンダの稼ぎ頭となってます。
こうなると次期型モデルにプレッシャーが掛かってくる。フルモデルチェンジして売れ行き落ちたらホンダにとって一大事。困ったことにホンダの歴史を辿ると、プレッシャー掛かった時はガチガチの保守に走ってしまう。
これまでの傾向を見てみると、人気が出たモデルのフルモデルチェンジは地味になり、1~2年で失速してしまうのだった。
かといって軽自動車は自由度という点で極めて少ない。ボディサイズも全長と全幅が決まっているため車高しか変えられず。車高だって上げれば良いってモンじゃないです。
アッと驚くような隠し球は新型にあるのか!?
結果、新型と従来型を見分けられないようなN-BOXになってしまうことだろう。となれば技術的なアドバンテージが必要か?
一段と燃費の良いパワーユニットなのか、次世代の自動ブレーキシステムなのか不明だけれど、あっと驚くような隠し球を持っていないと勝負にならない。
ホンダの場合、勝負に出るなら徹底的に出遅れてしまっている自動ブレーキだろうか?現在販売してるシステムだと「無いよりマシ」程度。
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