ホンダ レジェンド 新車発表会速報

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ホンダ レジェンド 新車発表会速報
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ホンダ先進技術を注入した新型レジェンド

エンジンリアビューラゲッジインパネ

ホンダの高級車・レジェンドがフルモデルチェンジした。今回で4代目となる新型レジェンドは「上質」「快適」「安心」が提供されている。

四輪駆動システム「SH-AWD : Super Handling All-Wheel-Drive」を採用。これは走行状態の前後輪は30:70から70:30、後輪左右の駆動力は100:0から0:100までの、無段階制御が可能な、世界初の機能である。

最高出力221kW(300PS)/最大トルク353N・m(36.0kg・m)/5000rpmというパワフルになったエンジンは、前モデルと比較すると、全幅で36mm、全長で61mmのコンパクト化がなされている。さらに、マグネシウム製シリンダーヘッドカバーや二分割構造のアルミ製ダイカストインテークマニホールドの採用で、併せて軽量化にもなっている。

また、車線を認識するLKAS(車線維持支援機能)と、速度や車間距離を認識するIHCC(車速/車間制御機能)の、この2つのシステムを組み合わせた走行を可能とした、高速道路運転支援システムHiDS(Honda Intelligent Driver Support System)が採用されている。

そして、メーカーオプションになるが、遠赤外線カメラによって歩行者を検知する、「インテリジェントナイトビジョンシステム」を導入。歩行者である場合は、音とディスプレイ表示のダブルで、ドライバーに注意を促す。一般道路の速度域において、歩行者の位置に到達するまでの時間を予測し、回避操作が行なえるタイミングで注意喚起するという、優れた機能となっている。

なお、この機能は今年12月生産開始予定となっている。

インテリア面では、後席乗員がいない場合、スイッチでリアシートの3つのヘッドレストを一気に後ろに倒す、リア・パワーフォールダウンヘッドレストを装備。ドライバーの後方視界に考慮している。

「派手さよりも、質実剛健」そんな印象を抱かせる一台である。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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