ホンダ 新型フィット・フィットハイブリッド[2013年9月発売予定] 新型車解説・試乗/渡辺陽一郎(1/4)

ホンダ 新型フィット・フィットハイブリッド[2013年9月発売予定] 新型車解説・試乗/渡辺陽一郎
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3代目となる新型フィットのプロトタイプに試乗!

新型フィット 集合イメージ

2013年9月にいよいよ3代目となる新型「フィット」&「フィットハイブリッド」が登場するが、そのプロトタイプ(試作車)へ試乗する機会が得られたので、早速その内容を皆さんへお伝えしたい。

まず、オデッセイやステップワゴンなどのホンダ車は、2世代にわたって同じような路線が続くと3世代目で大幅な変更を行うことが多い。一見すると3代目となる新型フィットもこの流れだが、大きく変わるのはフロントマスクやリアビューにとどまり、ボディの基本スタイルは現行型を継承している。

ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は30mm拡大して2,530mm、全長は50mm伸びて3,950mmになる模様だが、1,695mmの全幅と1,525mmの全高に変更はないようだ。

フィットは実用的なクルマであり生活のツールだ。フルモデルチェンジを受けたことで使い勝手が変化してしまうと、代替えユーザーとしては不便を感じてしまう。しかもフィットは2001年登場の初代、2007年に登場した現行の2代目も好調に売れたから、代替えするユーザーも多い。

新型フィットハイブリッド イメージ

その為、居住空間や荷室の広さ、シートアレンジなどを大幅に変えることが出来ない。新型フィットのフロントマスクは他のホンダ車にも共通する新デザインの第一弾として大幅な変更が施されたものの、それ以外の使い勝手などの機能は現行路線から発展させている。

前方視界は、僅かに向上した。フロントピラーの根元を手前に引き寄せ、フロントウィンドウの角度を立てて、ボンネットをしっかり見せる形状となっている。ピラーが前方に大きく張り出さないので斜め前も見やすく、ボディの先端位置も感覚的に分かりやすい。

サイドウィンドウの下端は少し高めで、後ろに向けて持ち上げた。そのために側方と後方の視界は良好とはいえない。小柄なドライバーは注意したい。

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シートはフロント・リア共に快適だが、収納設備に少々不満も

新型フィットハイブリッド インテリア

車内については、インパネの質感が少し向上している。スイッチは現行と同様に高めの位置に装着されており、操作性は良い。ダッシュボードは現行フィットよりも位置が高くなった印象を受ける。

収納設備は、少々不満が残る。現行フィットはグローブボックスの上部に小さなトレイ、その上にフタの付いたアッパーボックスを備えるが、新型フィットではトレイもアッパーボックスも省かれている。カップホルダーも同様に、現行フィットはエアコンの冷風が当たるインパネの両端に装着されていたが、新型フィットではカップホルダーが取り払われてしまった。実用性よりもデザイン性が重視されている。

新型フィットハイブリッド インテリア新型フィットハイブリッドと渡辺陽一郎氏新型フィットハイブリッド インテリア

フロントシートはサイズが十分に確保されており快適。

現行フィットでも特に不満はないが、新型フィットでは少し柔軟性が増して、肩まわりもしっかりとサポートしてくれる。リアシートは快適性がかなり高められている。現行フィットは座面の奥行寸法がフロント側よりも40mm短く、大腿部のサポート性に不満を感じていたが、新型フィットは30mmは拡大され、座面の造りも柔軟で座り心地は良好だ。

そして、新型フィットのリアシートは足元空間も広い。

ホイールベースを30mm拡大してリアシートの取り付け位置も工夫され、前後のシート間隔が80mmも増すためだ。身長170cmの大人4名が乗車したと仮定すると、リアシートに座る同乗者の膝先空間は、現行フィットだと握りコブシ2つ分だが、新型フィットなら2つ半はあって足元の余裕が増している。頭上も握りコブシ1つ少々の余裕があって開放的。

新型フィットは、4名乗車にも適したコンパクトカーへと進化した。荷室は、現行フィットと同様にアレンジ可能で、リアシートの足元空間を大きく広げながらも荷室の使い勝手を損なっていない。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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