歴代アコードはホンダの最新技術が詰まった気合のクルマだった|ホンダ 新型アコード徹底分析 歴史編
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:茂呂幸正
2020年2月21日に発売するホンダ 新型アコード。それを記念して44年にも及ぶアコードの歴史をおさらいする。あなたが若いときに憧れた、エアロデッキやアメ車っぽいデザインで人気だったアコードワゴンなど懐かしのクルマも登場!
44年前から海外志向! とにかく走り自慢だった
初代は「130km/hでの快適にクルーズ」を目標として掲げ、日本はもとより欧米など、海外市場での高速走行を想定して開発が進められていた。今でこそ、セダンクラスでは日本での販売にやや見切りをつけ、海外に販売の軸足をおいたクルマが増えているが、アコードの海外志向はセダン人気凋落の遥か以前からで、登場してまもなくアメリカへ向けて輸出が始まり、2代目からは現地生産もスタートさせていた。
4WSや最新エンジンなど常に最新技術満載
歴代どのモデルを見ても共通しているのは、ホンダの先進技術が惜しみなく投入され、ハイレベルなクオリティを実現していることにある。
アメリカのマスキー法を世界で初めてクリアしたCVCCエンジンの搭載。FFとしては世界初の4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションの採用。VSA(車両挙動安定化制御システム)、車速/車間制御機能、車線維持支援機能など、歴代モデルに採用された革新的な技術は、ホンダの優れた技術力を世に知らしめ、アコードの世界的な評価を高めることにつながった。
セダン・ワゴン・ハッチなどバリエーションも豊富だった
また、当初ハッチバックとセダンでスタートしたラインナップに、クーペ、さらにワゴンを加えて多様化するニーズにも対応。
2020年2月より販売を開始した新型アコードはセダン1本立てだが、旧型に設定されていたワゴンやクーペ、さらに限定で販売された左ハンドル仕様やスポーツモデルのユーロRは、現在も中古車市場で一定のニーズを獲得している。
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