軽のジムニーとそうじゃないジムニーシエラ、どっちが買い!? 絶対軽じゃないと! という人以外は一度ちゃんと乗り比べてみて欲しい

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人気の軽SUV「ジムニー」には、白ナンバーの兄貴分「ジムニーシエラ」が存在している。どっちが売れているの!? と問われれば、軽のジムニーのほうがジムニーシエラの倍以上売れている状況にある。軽のジムニーのほうが維持費も安いのは確かだが、ではシエラの優位性とはなんだろうか。

>>軽のジムニーと普通車のジムニーシエラ、どっちが買い!? 写真で見比べてみる[画像60枚]

目次[開く][閉じる]
  1. 1年以上と言われていた納期も「多少は」短縮されてきたようだ
  2. 車幅などは広がっているが、客室の空間自体は共通だ
  3. ジムニーとジムニーシエラ、乗り比べてみると思った以上に印象が違う

1年以上と言われていた納期も「多少は」短縮されてきたようだ

2021年上半期(2021年1月~6月度)の新車販売台数では、軽自動車「スズキ ジムニー」が2万2127台を販売(前年比160.3%)。これに対し小型乗用車「ジムニーシエラ」は8705台(前年比123.8%)。ざっくり言って、ジムニーはジムニーシエラの2.5倍も売れている。

軽規格で3気筒660ccターボエンジンを積むジムニーに対し、ジムニーシエラは、4気筒1.5リッターエンジンを積む白ナンバーの小型乗用車である。軽の維持費の安さについてここで改めて説明するまでもないし、そうしたランニングコストから軽のジムニーを選んでいるケースも多いだろう。

一時期は納期が1年以上かかると言われていたジムニー・ジムニーシエラも、生産体制の改善により多少は納車の前倒しも進んでいる。とはいっても相変わらず平均で半年以上はかかっているようであるが、それでも随分と買いやすくなってきた。

ここで改めて、維持費以外の面で見る「ジムニー」と「ジムニーシエラ」の違いについて比べてみよう。

車幅などは広がっているが、客室の空間自体は共通だ

軽自動車のスズキ ジムニーは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mm、ホイールベースは2250mm。それに対し小型乗用車のジムニーシエラは、全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mm、ホイールベースはジムニーと共通の2250mmとなっている。

価格は、3グレード用意されるジムニーが、148万5000円から187万5500円まで。2グレードが用意されるジムニーシエラが、179万3000円から205万7000円までだ。

改めて説明するまでもなく、ジムニーとジムニーシエラの車体自体は共通。ジムニーシエラのほうがフェンダー(タイヤ周りを覆うアーチ状の形状の部位)や前後のバンパーがジムニーよりも張り出していて、その分大きくなっている。だから室内の広さや荷室の空間は全く共通である。

価格差は、最上級グレード比でざっと18万円。装備面ではほぼ同等なため、その違いはエンジンや車幅、全長の変更に伴う走りの違いと見てよいだろう。

一部でジムニーの5ドア・ロング仕様が登場するのではとも噂されているが、こうした仕様でも出ない限り、少なくとも室内空間に関するジムニーシエラの優位性は皆無だ。

ジムニーとジムニーシエラ、乗り比べてみると思った以上に印象が違う

となると、あとは走りの違いだ。ジムニーは660ccのエンジンにターボを加え、1リッターカー並みの64馬力/96Nmの性能を誇る。それでも全体にパワーに限りはあるのと、悪路での走行も想定し低めのギア比設定となっていることもあって、ある程度エンジンの回転を回さないと加速性能は得られない特性だ。回転をあげればそれなりに騒音も発生する。

これに対しジムニーシエラは、1.5リッターで102馬力/130Nmと、馬力で1.6倍、トルクで1.4倍の余裕をもたせた。ターボではない分、アクセルを踏み込んだ際の自然な加速感も魅力だし、それなりに高回転まで気持ちよく回るエンジン特性となっている。端的に言って、こちらのほうが乗りやすいし静かさも上だ。

車幅の違いから見ても想像がつく通り、カーブで曲がった際に軽快なのはジムニー。逆に安定感が高いのはジムニーシエラの方だ。

ただでさえ狭小なのに、路肩から枝が道にはみ出ているような山間部の林道を頻繁に走るユーザーは、おそらく車幅の狭いジムニー一択かもしれない。ただし、郊外のバイパス道や自動車専用道を多く使うユーザーは、ジムニーシエラについても一度は検討してみて欲しい。

スズキの販売店では、ジムニーとジムニーシエラの試乗車がそれぞれ用意されているケースもある。事前にお店へ確認の上、乗り比べてみると、その違いを実感できるはずだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダトオル/撮影:島村 栄二・MOTA編集部・SUZUKI]

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新車価格:
179.3万円208.5万円
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49.8万円431.5万円

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。2021年春より編集主幹に就任。編集部の最古参として、編集記事のクオリティ管理、後進育成を担当している。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集主幹)

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