最新スポーティミニバン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
今回は、ハイルーフミニバンとしてステップワゴン、乗用車的なエクシーガ、その中間的なウィッシュという、近い価格帯でありながら異色の3台を比較。
グレードは、人気の高いスポーティモデル「ステップワゴン スパーダ」「エクシーガ GT」「ウィッシュ 2.0Z」を持ち込んだ。
2009年10月にフルモデルチェンジして4代目となった新型ステップワゴンは、従来と同じく標準モデルとスパーダ(スポーティな上級仕様)の2タイプが設定されている。低床・低重心プラットフォームを踏襲しつつ、全高を45mm高くし、歴代モデルを超えるクラス最大の室内空間を実現した。
3列目シートは跳ね上げ式ではなく、床下格納式となったのもトピックだ。2リッターのi-VTECエンジンは、最高出力110kW(150ps)、最大トルク193Nm(19.7kgm)を発生。FF車にようやくCVTが採用されたこともニュースである。
その対極にある、乗用車にもっとも近いミニバンとして持ち込んだのが「7シーターパノラマツーリング」をコンセプトとするエクシーガだ。
SIシャシーにシンメトリカルAWDシステムを持ち、ターボエンジンを搭載するなど、スバルらしいパッケージング。2009年9月に一部改良され、最高出力165kW(225ps)/5,600rpm、最大トルク326Nm(33.2kgm)/4,400rpmの2リッターボクサーターボを搭載するGTグレードは、パドルシフトが備わりサスペンションのチューニングが見直され、EyeSightも設定されるなど、さらなる商品力の向上が図られている。
そしてもう1台は、2台の中間的存在といえるウィッシュ。2009年3月に現行の2代目モデルにスイッチし、従来のキープコンセプトを継承しながらも、あらゆる部分がアップデートされて初代に引き続き高い人気を誇っている。
ワイドボディをまとうZグレードは、最高出力116kW(158ps)/6,200rpm、最大トルク196Nm(20.0kgm)/4,400rpmの2リッターバルブマチックエンジンを搭載。内外装だけでなく、サスペンションや電子デバイスなど、多くの箇所に専用アイテムをほどこした本格的スポーティグレードである。
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