低価格ロールーフミニバン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
ハイブリッドカー特需が続く中でも、根強い人気を誇るのがコンパクトカーとロールーフミニバンだ。 ミニバンというと、かつては大きめのサイズの車種が主流だったが、近年ハイルーフ系の販売に陰りが見え始めた。また、ロールーフ系も5ナンバーサイズやMクラスと呼ばれる比較的ボディサイズの小さな車種の割合が、従来にも増して高くなっている。
今回は、モデルチェンジして間もないカテゴリーの代表選手であるウィッシュとストリームに、クラス上ながら価格帯が近く、ロールーフでスイングドアという点で共通するエクシーガを持ち込んだ。
ウィッシュは、初代がモデル末期まで販売好調を維持したまま、2009年3月にモデルチェンジして2代目へ。グレード展開は従来と同様で、標準モデルのほか、ワイドボディの「2.0Z」グレードもあり、従来のエアロスポーツパッケージに相当する「1.8S」などもラインアップ。今回は、標準ボディの上級モデル「2.0G」をピックアップした。
5ナンバーサイズのコンパクトロールーフミニバンというカテゴリーを開拓したストリームは、コンセプトをそのままに、2006年7月に2代目に移行。ホンダらしく、低床・低重心を強調したパッケージングとされた。2009年6月に大がかりなマイナーチェンジを実施。2シーター仕様とした「RST」も追加。 1.8L車は「X」「RSZ」「RST」の3グレード、2L車は「Gi」「RSZ」「RST」の3グレード構成で、Xには「スタイリッシュパッケージ」と「HDDナビパッケージ」が、RSZには「Sパッケージ」と「HDDナビパッケージ」がある。GiはXをベースに安全装備を充実させたグレード。今回の撮影車は、ベーシックな「X HDDナビパッケージ」である。
エクシーガは、2008年6月に発売。2008-2009日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞「MOST FUN」を受賞した、スバルらしい3列シート車。「MOST FUN」というと、これまでスポーティなクルマのための賞というイメージが強かったが、エクシーガは3列シート車として歴代初めて受賞するという快挙を成し遂げた。今回は、NA(自然吸気)エンジンを搭載したFFのスポーティモデル「2.0i-S」を持ち込んだ。
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