ドイツ御三家エントリーモデル 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
メルセデスベンツ、BMW、アウディというドイツが誇るプレミアムブランドのエントリーモデルは、世界的に人気が高く、日本での販売も好調に推移している。
メルセデスベンツがかつてもラインアップしていたAクラスのロングボディ車の後継モデルは、Bクラスとして独立し、約1年前から日本市場に投入されている。やはりAクラスとプラットフォームを共用するが、ホイールベースとボディが大幅に拡大されており、実用性の高さは比べ物にならないほど向上している。
Aクラスとの価格差は約50万円とそれなりに大きいが、Bクラスが出たことで、日本市場におけるAクラスはあまり存在意味がなくなった感もあり、今回はあえてBクラスを持ち込んだ。それも、よりスポーティなアバンギャルド仕様のB200ターボとした。
BMW1シリーズは、3の「ti」シリーズの後継モデルであり、今回唯一の後輪駆動車となる。現行のE9#系3シリーズとの共通点も多く、リーズナブルな価格設定と、独特のハッチバックスタイルが受けてか、登場以来コンスタントに好セールスを挙げている。
上位グレードには3L直6を搭載する130もラインアップするが、もっとも人気が高く、他モデルとの価格のバランスを考慮し、今回は120iとした。ただし、唯一の自然吸気エンジンとなる。なお、現状では「116i」「118i」「120i」「130i Mスポーツ」というラインアップとなっているが、118iはまもなく廃止となる。
アウディA3は、もともと3ドアのショートボディバージョンが先にデビューし、のちに5ドアのロングボディバージョンの「スポーツバック」が追加されたが、昨年より後者のスポーツバックのみのラインアップとなった。
エンジンは直4が1.6L、2L自然吸気とターボ、上に3.2L V6という4タイプで、3.2Lはクワトロとなる。本国ではオールアルミボディの弟分「A2」も存在するが、日本には導入されておらず、日本において現状ではA3スポーツバックがエントリーモデルとなる。今回は、よりアウディらしさをリーズナブルに味わえる2.0TFSIのSライン仕様を持ち込んだ。
それぞれまったく異なる素性を持つ、ドイツのプレミアムブランド御三家のエントリーモデル。各車が誇る魅力を探る。
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