個性派スポーティカー 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
日本市場において、少々寂しいことではあるが、スポーツカーの勢いがなくなって久しい。スポーツカーというカテゴリー自体の人気が低下していったのか、あるいはクルマそのものの商品力が落ちたからなのか、どちらが先かという話でもあるのだが、ご存知の通りラインアップ数はめっきり減ってしまった。
かつてのS13シルビアのように、スポーティでスペシャリティで、かつ若者でも普通に購入できるという低価格帯のモデルはほとんどなくなった。その一方で欧米列強の高価格帯の輸入高級スポーツカーは健在という、極端な状態となっている。
しかし、そんな中で、少し頑張れば現実的に手に入れられる魅力的なモデルも、この通りちゃんと存在するのだ。
今回は、スポーティカーのマーケットで気を吐いている、フェアレディZ、マスタング、RX-8という3台を取り上げる。ちなみにいずれにも共通する要素として、北米市場ではヒットモデルとなっていることが挙げられる。
フェアレディZは、2007年1月のマイナーチェンジにより、スカイラインと同じVQ35HRエンジンが与えられた。内外装も小変更され、エンジン換装により盛り上がったボンネットフードが特徴的だ。
マスタングは、2006年9月より日本にも導入された。往年の初代マスタングを彷彿とさせるスタイリングにより、国内外で大きな反響を呼んでいる。また、今回の中では唯一の輸入車であり、車両価格もずいぶん上ではあるが、多くのファンが望むアメリカンテイスト-マスタングらしさを満身で表現した、期待に応えるモデルである。
RX-8は、2006年夏の一部改良で、AT車に待望の6速ATが与えられた。これまで4速ATだったが、6速ATとなったことで、かなり動力性能的にプラスになっている。燃費も加速性能も有利であり、走りの質感が向上したことが期待される。
3台のスポーティモデルそれぞれの魅力を探る。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。