【比較】今ブームの人気SUV3車 ハリアー・エクストレイル・CX-5を徹底比較(1/4)

【比較】今ブームの人気SUV3車 ハリアー・エクストレイル・CX-5を徹底比較
トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス ボディカラー:シルバーメタリック トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス トヨタ ハリアー2.5 ハイブリッド E-Four エレガンス 画像ギャラリーはこちら

趣味と実用性を両立、人気ジャンルとして注目されているSUVの魅力に迫る

3台比較(ハリアー・エクストレイル・CX-5)

SUVとはSport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略称。以前のSUVは、オフロード4WDが主力だった。トヨタ ランドクルーザーや三菱 パジェロがその代表格。頑丈なシャシーと4輪駆動を備え、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)も十分に確保して、悪路の走破力を高めた。

ただしオフロード4WDは概してボディが重く、舗装路での走行性能、乗り心地、乗降性などに不利が伴う。そこで90年代の中盤以降は、トヨタ 初代RAV4、ホンダ CR-Vなど乗用車のプラットフォームを利用するシティ派SUVが増えた。

シティ派SUVの走破力はオフロード4WDにはおよばないが、雪道程度であれば十分に対応できる。走行安定性や乗り心地も良く、居住空間と荷室も広い。日常的に使いやすく、価格も割安なために普及が進み、今ではSUVの大半を占めている。

ここではトヨタ ハリアー、日産 エクストレイル、マツダ CX-5の3車を取り上げて比較試乗を行いたい。

トヨタ ハリアーと日産 エクストレイル2013年末に発表されており設計も新しい。マツダ CX-5は2年前の2012年に登場しているものの、クリーンディーゼルターボが注目され今でも販売は好調だ。

最近の売れ筋は軽自動車とコンパクトカーだが、SUVは趣味性の強いクルマながら相応に売れている。

背景にあるのは、中高年齢層に達したクルマ好きの需要だ。クーペでは実用性が不満で、セダンはイメージが古い。子育て期間中にミニバンに慣れると、天井の低いクルマが窮屈に感じられることもある。SUVは趣味性と実用性を併せ持ち、注目のジャンルになった。表現を変えればSUV以外、魅力的なクルマが見当たらないという現実もあるのだろう。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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