元整備士イチオシ! パパ・ママ友に100万円以下で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】

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MOTA編集部企画でスタートし、先週から元整備士でもある僕が引き継ぐことになった連載企画「パパ・ママ友に〜万円以下でドヤれる外車」シリーズ。

先週取り上げたプジョー 2008は、「守りに入ったんじゃない!?」という声がチラホラ…。

ということで、今回は少し攻めて100万円以下でドヤれる外車としてフィアット 500(チンクエチェント)をピックアップしてみたいと思います。

>>かわいい! オシャレ! 個性的! 3拍子揃ったフィアット 500(チンクエチェント)

目次[開く][閉じる]
  1. 値段じゃなくこだわりと個性でドヤる!
  2. ドヤポイント その1:唯一無二のデザイン
  3. ドヤポイント その2:2気筒900ccのツインエアーエンジン
  4. フィアット500(チンクエチェント)を買うなら注意してほしいポイント!
  5. 毎週水曜日はダディ×マミー!

値段じゃなくこだわりと個性でドヤる!

クルマ好きの諸先輩方はよくご存じかと思いますが、今回ご紹介するのは、ルパン3世でも有名になった2代目500(チンクエチェント)の現代版。

全長3.6メートル未満のちっちゃなボディと、丸めヘッドライト、フロントグリルにあしらわれたメッキのアクセントラインが2代目の要素をうまく取り入れています。

「チンクエチェントでドヤれるのか?」と言われそうですが、高級車じゃなく、「私は個性的なこだわりがありますよ?」というドヤりもアリではないか…。

そんな、適度にやや尖った存在がフィアット 500(チンクエチェント)なのです。

ちなみにフィアット 500/500チンクエチェントは、昨年秋に日本輸入累計5万台を突破しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ドヤポイント その1:唯一無二のデザイン

これは四の五の説明する必要はないと思いますが、チンクエチェントの魅力は何と言っても、国産のコンパクトカーはおろか、軽自動車でも実現できない個性的なデザイン。

使い勝手や居住性を考えればできるだけ四角い方が効率的ですし、運転のしやすさで言えば、あまりラウンドしていない方が見切りが良くなります。

しかし、チンクエチェントは往年の愛らしさを優先したデザイン。そんな割り切ったところが、オーナーのこだわりをシレっとドヤれるポイントなのです。

ちなみに…今流行りのカーリースでフィアット 500チンクエチェントに月額3万円で乗れちゃうというサービスも。詳しくは以下の記事をチェック!

ドヤポイント その2:2気筒900ccのツインエアーエンジン

日本には、1,240ccの4気筒エンジンモデルと875ccの2気筒モデルが導入されていますが、「ドヤる」ということで言えば、断然2気筒モデルがオススメ!

今でこそ3気筒の1.0リッターダウンサイジングエンジンなんてのも珍しくありませんが、チンクエチェントの2気筒モデルが登場したのは2010年(日本では2011年)です。

演出としてあえて残しているという独特の振動や音、そして2気筒ならではの太いトルクは、4気筒以上のエンジンでは味わえない魅力があるのです。

また独特な乗り味だけじゃなく、カタログ値24km/Lという低燃費であるため、ママさんがセカンドカーとして乗るには申し分ない実用性も備えています。

フィアット500(チンクエチェント)を買うなら注意してほしいポイント!

これはドヤポイントにしようか悩んだところなのですが、ATモード付2ペダルMTであるデュアロジックの扱いにはやや注意が必要です。

もちろん普通にATモードで街中を走っているだけならそれほど問題ないのですが、注意したいのはちょっとした坂道での停車。

ちょっとした坂道の場合、通常のATであれば、無意識に軽くアクセルだけで停止していることがあると思います。

しかしデュアロジックでは、通常のマニュアルトランスミッションと同じ単板クラッチを使用しており、軽くアクセルに足を載せておくとクラッチに大きな負担となることがあるのです。

当然、絶対に壊れる! とまでは言いませんが、整備士時代「どう見ても使い方が悪かったね」と言いたくなるチンクエチェントに何台か出会ったことがアリ…。

デュアロジックに限らず、機械式クラッチを使用している車種は、坂道では教習所で教わった通り、サイドブレーキを使用した“坂道発進”を心がけましょう!

[筆者:増田 真吾]

毎週水曜日はダディ×マミー!

当企画では、「〜万円以下でパパ・ママ友にドヤれる外車」をテーマに、選定した外車(中古車/MOTA調べ)の魅力を「ドヤポイント」と称して、サクッと紹介していきます。

次の更新は2月26日(水)。次回もお楽しみにー!

▼これまでのダディ×マミーの記事を読みたい方は以下をチェック▼

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増田 真吾
筆者増田 真吾

和太鼓とROCKを愛する自動車ライター。国産車ディーラー、車検工場でおよそ15年自動車整備士として勤務したのち、大手中古車販売店の本部業務を経験。その後、急転直下で独立しフリーの自動車ライターに転身。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。昔の彼女が付けた肩書は「熱血太鼓車バカ」。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

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