遂に、軽をお手本に造られた新時代の小型車が現れた!/新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」試乗レポート(2/6)

遂に、軽をお手本に造られた新時代の小型車が現れた!/新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」試乗レポート
新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

グレード体系は大きく分けて2種類

新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎

フルモデルチェンジを受けたブーン/パッソのボディタイプは1種類だが、グレード体系は2種類に分かれる。ダイハツ ブーンは標準タイプの「ブーン」と上級の「BOON CILQ(ブーン・シルク)」、トヨタ パッソも同様に「パッソ」と上級の「PASSO MODA(パッソ・モーダ)」を用意する。

試乗したグレードは、ダイハツ ブーンシルク「”Gパッケージ SA II”」[2WD]と、トヨタ パッソ「X ”Gパッケージ”」[2WD]であった。

ブーン・シルク/パッソ・モーダは丸型のBi-Angle LEDヘッドランプ(※トヨタでは「Bi-Beam LED」と表記)を備え、その周囲がクリアランスランプで光る。このボディタイプではフロントマスクとボンネットの隙間が少し広く見えて気になるが、質感は相応に高く表現した。

水平基調のボディデザインは前後の見切りも良く取り回し性は抜群

新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎

外観は水平基調でウィンドウの下端を低く抑えた。そこで運転席に座って前方を見ると、ボンネットの手前が少し視界に入る。ヘッドランプを比較的高い位置に装着したので、フェンダーの上端部分も見えた。セダンほどではないが、ボディの先端位置や車幅が分かりやすい。

またサイドウィンドウの下端が低いため、右側のサイドウィンドウを開いて顔を出すと後輪も見える。

今は軽自動車とミニバンを除くと、後輪が見える車種は少ない。このボディ形状であれば側方視界が優れ、駐車場で白線の枠内に収める時も便利だ。

真後ろのウィンドウは、下端の位置をさらに30mmほど低くすると後方視界が一層向上するが、総合的にいえば周囲はとても見やすい。

バックモニターに頼る前に、「ブーン/パッソ」のように基本的な視界の良さをまず確保すべき

新型「ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ」[BOON CILQ(ブーン・シルク)/PASSO MODA(パッソ・モーダ)] 試乗レポート/渡辺陽一郎

ちなみに最近は、日本車、輸入車ともに後方の見にくいクルマが増えた。バックモニターはあるが、側方から接近する歩行者や自転車は見落としやすい。安全を確保するには、ドライバーが直接確認できる視界の良さが重要だ。

新型ブーン/パッソの全長は3650mm(ブーン・シルク/パッソ・モーダは3660mm)、全幅は1665mmと小さく、最小回転半径も4.6mに収まる。良好な視界と相まって、狭い道や駐車場でも運転がしやすくて安全だ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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