シトロエン C3/DS3発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
プジョー・シトロエン・ジャポンは6日、シトロエンのコンパクトカー新型C3と、DS3を発表した。
前者のC3は、これまで全世界で累計200万台以上の販売実績を収めており、云わばシトロエンにとってのベストセラーカーの位置づけになるクルマだ。実は先代のC3のデビューが2002年の為、今回の新型C3が初のフルモデルチェンジ、つまり2代目のモデルということになる。
そんな新型C3の主な特徴として挙げられるのが、今やシトロエンのお家芸とも言うべき、ルーフの真ん中辺りまで大きく開いた“ゼニスフロントウィンドウ”と呼ばれるガラスだ。ちょうど前席の頭上後方までがフロントガラスで覆われ、とても開放感溢れる車内を演出してくれる。これはC4ピカソでも取り入れられているもので、フランス車らしい何とも奇抜なデザインが特徴的だ。
ボディサイズは全長が4mをきる3,955mm×全幅1,730mm×全高1,530mm(※ホンダフィット:全長3,900mm×全幅1,695mm×全高1,525mm)で、取り回しのし易さが伺える。事実、路地など小路の多いパリの街並みでもスムーズに走れるように開発されたその利点が、この日本の狭い道でも重宝されるというわけだ。
動力はC3/C3エクスクルーシブ共に直4の1.6リッター(最高出力120ps/最大トルク16.3kgm)を載せ、トランスミッションは4速ATを搭載する。装備面ではESPがC3エクスクルーシブのみ搭載される。
一方DS3は、往年のシトロエンDSの復刻版ではない。“DS”という全く新しいシトロエンのカテゴリーとして登場したクルマだ。DS3はC3の5ドアハッチバックに対して、3ドアハッチバックのちょっと大人のホットモデルだ。
洒落たことにボディカラーは、ボディとルーフ&ドアミラーを別々のカラーリングでチョイスできる2トーンカラーを用意。ミニのように自分好みのカラーコーディネートができるのがウリだ。
またフロントLEDライトも装着される為、フロントの見た目も引き締まって見えてなかなかカッコイイ。女性ウケも良さそうだ。グレードはChic(4AT)とSportChic(6MT)の2モデルを用意。共に1.6リッターエンジンを共有するが、Chicが最高出力120ps/最大トルク16.3kgm、SportChicが最高出力156ps/最大トルク24.5kgmと2つの個性が選べる。
価格はC3が¥2,090,000、C3エクスクルーシブが¥2,390,000。
DS3Chicが¥2,490,000、DS3SportChicが¥2,690,000。
オシャレなコンパクトカーをお探しの方、シトロエンC3/DS3という選択肢はいかがだろうか。
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