スズキ アルト 新車購入ガイド｜車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介

スズキ アルトの概要

スズキ アルトは1979年当時、車両価格47万円という衝撃的な価格でデビューしました。2017年には国内累計販売台数が500万台を達成するなど、今でも幅広い層のユーザーから強い支持を得ています。

また多くの派生モデルが存在しており、メッキであしらわれた「アルトC」、レトロなデザインの「アルトC2」、燃費性能を重視した「アルトエコ」、スポーティでホビーな1台として楽しめる「アルトワークス」、可愛らしいデザインを持つ女性向けの「アルトラパン」など、その他にも様々な派生モデルがラインナップされている。

スズキ アルトの改良・特別仕様車 最新情報

スズキは2018年12月13日、「アルト」を一部仕様変更し、安全装備を充実させて発売しました。価格は84.8万円～165.6万円（消費税込み）です。

アルトはこの一部仕様変更を経て、前方の車両や歩行者の検知を可能とした衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」が採用されたほか、車線逸脱警報機能や後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」、ハイビームアシストなどが追加されました。

また内装は、シート表皮色に「ネイビー」を、インパネやドアトリムガーニッシュ色に「グレージュ」を採用し、落ち着いた室内空間に仕上げられました。さらにディスチャージヘッドランプがメーカーオプションに追加されました。

スズキ アルトのスペック

モデルチェンジしたスズキ アルトの特長

スズキ アルトは2014年のモデルチェンジを経て、先代モデルよりも良くなった点が主に3つあります。

1つ目は、圧倒的な燃費効率です。アルトの現行モデルは、ハイブリッドを除いてガソリン車No.1の37km/Lという低燃費を誇っています。

2つ目は、安全装備です。アルトの現行モデルは2014年のモデルチェンジを経て、レーダーブレーキサポートや横滑り防止装置（ESP）などの安全装備も搭載されました。

3つ目は、内装の圧迫感が軽減されたことです。先代モデルよりも前後の乗員間距離が85mm拡大されたほか、ホイールベースも60mm拡大されたことで想像以上に幅広い室内空間を実現しています。

スズキ アルトのボディサイズ

スズキ アルトのボディサイズは下記の通り。

スズキ アルトの外装（エクステリア）

スズキ アルトの外装は先代モデルから一新されました。フロントマスクは直立しており、メガネをかけたような個性的な表情で骨太感を漂わせる印象となっています。またテールランプは、リアゲートの下に装着されており力強さを感じるデザインとなっています。

2014年のモデルチェンジを経て、賛否両論のある外観となりましたが無骨なデザインとなっているので安価で個性的なクルマにのりたい方にはオススメのモデルです。

詳しくはコチラ：エクステリアを大胆に一新！このデザインは「アリ」なのか！？スズキ 8代目新型アルト

※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏

スズキ アルトの内装（インテリア）

スズキ アルトの内装も、先代モデルから一新されています。まずシフトレバーについて、先代までは床に装着するタイプ（フロア式）でしたがモデルチェンジを経て、インパネに装着されました。これにより、足元の空間が広がったため運転時の快適性が向上されました。

また前席のシートが拡大されたことで、ペダル操作がよりしやすくなったほか、ホイールベースが拡大されたため大人4人での乗車時の快適性が向上しています。

詳しくはコチラ：【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた

※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏

スズキ アルトの試乗インプレッション

2014年にモデルチェンジを経た、スズキ アルトの乗り心地は新設計されたサスペンションによって、マイルドな仕上がりとなっています。

エコタイヤを装着していても運転時のバタつき感がなく、多少荒れた路面でもフレキシブルに動いてくれるアルトのサスペンションが衝撃を適度に吸収してくれます。またコーナリングでは、まるでフランス車のような優しいロールで柔らかい旋回、乗り心地を楽しむことができます。

＞＞詳しくはコチラ：スズキ アルト［2014年モデルチェンジ版］ 試乗レポート

※筆者は自動車評論家の今井 優杏さん

スズキ アルトの使い勝手

スズキ アルトには細かい欠点がいくつかあります。例えば、ドライバー右側のアームレストに肘をかけると、肘の部分にポケットの角が当たったり、信号停止時などで間欠ワイパーが作動すると、ステアリングに響いてくるなど、使い勝手としては若干良くない点があります。

しかし、クルマの基本性能となる、曲がる、走る、止まるという点はきちんと押さえられています。さらに大幅に軽量化されつつもしっかりとしたボディ剛性も保たれ、生真面目に作られたクルマということが伝わってきます。

ただし、CVTの違和感は、このクルマが主に使われるであろうシーンにおいて、ウイークポイントとなるものなので、近い将来改善されることを期待したいところです。

＞＞詳しくはコチラ：スズキ新型アルト試乗＆燃費レポート｜低燃費のための軽量化は乗り心地に影響するのか？徹底評価！

※筆者は自動車評論家の内田 俊一氏

スズキ アルトのエンジン（パワートレイン） | 燃費をグレードごとに比較

スズキ アルトの「S」「X」に搭載されているエンジン（パワートレイン）は、前述のとおり最高出力52馬力を発揮する0.66リッターエンジンで、燃費はどちらも37.0km/Lです。

スズキ アルトのグレードごとの主な標準装備比較（主要グレードのみ抜粋）

S

・キーレスプッシュスタートシステム：なし

・ピラーアンテナ：あり

・ルーフアンテナ：なし

・チルトステアリング：なし

・外気温計：なし

・LEDサイドターン付ドアミラー：なし

・イモビライザー：なし

X

・キーレスプッシュスタートシステム：あり

・ピラーアンテナ：なし

・ルーフアンテナ：あり

・チルトステアリング：あり

・外気温計：あり

・LEDサイドターン付ドアミラー：あり

・イモビライザー：あり

スズキ アルトのおすすめ主要オプション

・めがねガーニッシュ

・フロントグリルガーニッシュ

・リアバンパーガーニッシュ

・フェンダーガーニッシュ

・アルミホイール（15インチ）

・ディスチャージヘッドランプ

・オーディオレス仕様

スズキ アルトのボディカラー

スズキ アルトには、全8色の豊富なボディカラーが用意されています。

・ピュアレッド

・シフォンアイボリーメタリック

・フィズブルーパールメタリック

・アーバンブラウンパールメタリック

・ブルーイッシュブラックパール

・シルキーシルバーメタリック

・スペリアホワイト

・ピュアホワイトパール

スズキ アルトの価格（主要グレードのみ抜粋）

スズキ アルトの価格帯は84.8万円～126.7万円となっています。

グレードごとの価格は以下の通りです。

S

・2WD/CVT：106.2万円

・4WD/CVT：116.2万円

X

・2WD/CVT：117.2万円

・4WD/CVT：126.7万円

※いずれも消費税込み

スズキ アルトのエコカー減税優遇額

スズキ アルトはエコカー減税が約1.2万円～3.2万円、適応されます。

前述した主要グレードの優遇額は以下の通りです。

S（2WD）

■減税額

・自動車取得税：約1.8万円

・自動車重量税：7500円

・軽自動車税：5400円

⇒約3.1万円

X（2WD）

■減税額

・自動車取得税：約2万円

・自動車重量税：7500円

・軽自動車税：5400円

⇒約3.3万円

スズキ アルトの維持費

前述したアルトの5年間の維持費は、約22.3万円と想定されます。内訳は以下の通りです。

S/X

・ガソリン代（燃料代：150円/L）：約12.3万円

・車検費用：10万円

・自動車重量税：0円（エコカー減税適応）

・自動車取得税：0円（エコカー減税適応）

⇒合計：約22.3万円

スズキ アルトの画像ギャラリー

アルトの外装

アルトの内装

関連コンテンツ

■スズキ スペーシア　新車購入ガイド｜車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介

■ホンダ N-BOX徹底購入ガイド！ 人気の理由や価格、グレードごとの違いを解説

■三菱 ekワゴン 新車購入ガイド｜車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介

■スズキ ワゴンR 新車購入ガイド｜車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介

■ダイハツ ムーヴキャンバス新車購入ガイド | ボディカラーや価格、気になる燃費まで徹底解説

スズキ アルトカタログを見る

新車価格：

106.5万円～161.3万円

中古価格：

9.5万円～318万円

新車購入問合せ中古車検索