明らかにMとは違う世界観。アルピナ スーパーディーゼルモデルを乗り比べる|アルピナD3&D4試乗(1/4)
スーパースポーツディーゼルと銘打ったアルピナ
BMWをベースにコンプリートモデルを製造する、ドイツで一番小さな自動車メーカー「アルピナ社」。BMWオーナーでなくとも、クルマ好きならその名を耳にしたことがあるはずだ。
派手さは全くないが、普通のBMWとは“何かが違う”と感じさせる不思議な佇まい。
ボディサイドに描かれたシンプルなストライプ(アルピナ・デコセット)と、テールエンドのモデルナンバー、そして20本スポークの特徴的なホイールだけがその存在を静かに己の存在を主張する、極めてアンダーステイトメントなブランドである。
そんなアルピナを日本へ輸入するニコル・オートモービルズが、今年で40周年を迎え、我々メディアに試乗会を開いてくれた。世田谷ショールームを起点に山中湖のリゾートを経由し、富士スピードウェイでその実力を確かめて帰路につくという、アルピナの魅力を伝えるに相応しいゆったりとした、実に優雅なテスト試乗をさせてくれたので、ここに紹介しよう。
BMWだけどBMWではない。アルピナディーゼルの走りを見る[フォトギャラリー]
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