アウディのステーションワゴン大本命、新型「A4アバント」が先進の安全装備を多数備えて遂に登場!【徹底解説】(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
輸入車の占める割合は全体のわずか10%
クルマ好きの間では、輸入車が話題になることが多い。ではどの程度売れているのだろうか。
直近の2015年度(2015年4月~2016年3月)までの実績を見ると、外国メーカー製(日本メーカー製は含まない)の輸入乗用車は28万1073台が登録された。日本の登録乗用車(小型&普通車)市場に占めるシェアは約10.5%になる。
以前のシェアは10%を下まわっていたので、近年では輸入車が拡大しているが、それでも30%を超える諸外国に比べると比率は大幅に低い。
また海外には日本メーカーの工場もあり、トヨタや日産のクルマも自国生産車として売られているが、日本国内に海外メーカーの工場はない。「話題になる割に売れていない」のが日本における輸入車の実態だ。
そして日本における2015年度のブランド別輸入車販売ランキングは、1位:メルセデス・ベンツ(6万3999台)、2位:フォルクスワーゲン(5万332台)、3位:BMW(4万7158台)、4位:アウディ(2万7760台)であった。
フォルクスワーゲンは、先般のディーゼル車排出ガス規制に関する不正問題で売れ行きが下がり、2位に転落している。BMWとの台数格差も縮まったが、それでも上記4ブランドを合計すれば18万9249台だ。外国メーカー製輸入乗用車全体の67%に達する。
ドイツブランドではの中では4番手の「アウディ」だが
このドイツブランド車の中で見ると、アウディの台数は少ない。3位のBMWと比べても59%程度にとどまる。
アウディがこれから現状を打開できるのか、その成否を分けるのが2016年4月20日に行われたアウディ『A4アバント』のフルモデルチェンジだ。同年2月8日に「A4セダン」が一新され、ステーションワゴン版のアバントも続いて投入された。
アウディ「A4」では、アバントの販売比率が45%前後に達するという。ドイツ車は全般的にセダンが中心の売れ方だが、アウディでは以前からアバントの人気が高かった。
そしてスポーティーな「RS4」はアバントのみの設定。走行性能が最も高い仕様をワゴンのみに用意するケースは珍しい。イメージと売れ行きの両方で、アウディはアバントを重視している。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。