新型CLS63AMG 海外試乗レポート(1/3)
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最終更新日:
- 筆者： 西川 淳
- カメラマン：メルセデス・ベンツ日本
ダウンサイジングしながらもさらなるパワーアップを果たした新型
AMGメルセデスのビジネスは今後、新興国マーケットでの需要増のみならず、ラインナップレンジの拡幅（スーパーカーSLSによるアッパーレンジに加えて、今後はCクラス下もありえるということ）などによっても、まだまだ拡大すると思われる。
とはいえ、その原動力となるのは現在のビジネスモデルによる収益であるから、現ラインナップの進化は必須だ。
新型CLS63AMGは、最新世代のパッケージに最新のパワートレインを積んだモデルであり、そういう意味ではAMGビジネスの“次の核”となるべき要素が詰まっていると言っていい。
昨秋、二世代目へと進化を果たしたCLSクラス（日本未発表、現行Eクラスベース）には、後期型S63／CL63と同じ直噴5.5リッターV8ツインターボのダウンサイジングエンジンに、アイドリングストップ機構のついたAMGスポーツシフトMCT（マルチ・クラッチ・テクノロジー）を組み合わせたパワートレインが搭載された。
さらなるパワーアップとともに、CO2の大幅な削減も果たしている。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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