実は日本で一番売れてるクルマ!トヨタのノア3兄弟が年明けに「自動ブレーキ」装備でさらにライバルを引き離す

実は日本で一番売れてるクルマ!トヨタのノア3兄弟が年明けに「自動ブレーキ」装備でさらにライバルを引き離す
右からトヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイア 「Toyota Safety Sense C」に搭載されているレーザーレーダー+カメラ トヨタの自動ブレーキテスト トヨタの歩行者探知する自動ブレーキテスト トヨタ ノア トヨタ ヴォクシー トヨタ エスクァイア トヨタ ノアとヴォクシー 「Toyota Safety Sense C」に搭載されているレーザーレーダー+カメラ 「Toyota Safety Sense P」に搭載されているミリ波レーダー ホンダ ステップワゴン 画像ギャラリーはこちら
トヨタの自動ブレーキテストホンダ ステップワゴン

1月6日に行われるトヨタの売れっ子ミニバン、ノア/ヴォクシー/エスクァイアの一部変更で自動ブレーキが設定されることになった。

この3兄弟、2015年11月の合計販売台数は合計1万7104台と、表の1位であるアクアの1万5237台を大きく超えている。日本車の裏番長と言って良い存在。

どちらも自動ブレーキを選べる2015年発売のホンダステップワゴン4073台と、日産の稼ぎ頭のセレナ3802台を合わせてたって7875台で半分にも満たない。

逆に考えれば、今まで欲しい装備の1位に上げられることの多い「自動ブレーキ」無しでライバルを圧倒していたのである。

販売ディーラーによれば、ノア3兄弟の「自動ブレーキ」付きを待っている人や、それが無いだけでステップワゴンやセレナを選んでいる人も多いという。

実際、自動ブレーキさえ付けば商品力はカンペキといってよい。2016年央にフルモデルチェンジするセレナは強力な新技術を装備するようだけれどステップワゴンが厳しいと思う。

「Toyota Safety Sense C」に搭載されているレーザーレーダー+カメラトヨタの自動ブレーキテスト

ということでマイナーチェンジするノア3兄弟の詳報である。

装備される自動ブレーキは、アクアなど小型車に装備される「赤外線レーザー+カメラ(ToyotaSafetySenseC)」のコストを重視した普及型。

価格や車格を考えるとプリウスに採用されたミリ波レーダー+カメラの上級型かと予想していたら違った。

なぜ普及型にしたのか不明ながら、もしかしたらアルファード兄弟(コチラも間もなくレーダー使う上級型の自動ブレーキが付く)と差を付けたかったのかもしれない。

気になる性能だけれど、自動停止可能な速度はトヨタ発表で30km/h以下。それ以上の速度になると、急ブレーキを掛けながら追突する。

ただJNCAPの公的な試験によれば、普及型で最も良い結果を出したモデルは50km/hで停止している。良くなかった車種でも40km/hをクリア。ノア3兄弟も40km/hはクリア出来ていると思う。

参考までに書いておくと、トヨタの上級型自動ブレーキは公式発表40km/h以下。実際の性能は50km/hクリアというイメージ。

トヨタの歩行者探知する自動ブレーキテスト

また、普及型は歩行者を探知出来ないのが厳しい。上級型なら夜間を除き、歩行者を探知して自動ブレーキ掛ける。

もう一つ。普及型はセンサーの性能が低いためアダプティブクルーズコントロールが付けられない。せっかく自動ブレーキを付けるなら、高性能&渋滞で楽ちんなアダプティブクルコンも欲しかった。

自動ブレーキのオプションは光学式メーター(オプティトロン)付きのグレードであれば5万4千円。通常のメーターのベーシックグレードに自動ブレーキを付けると光学式メーターとセットになり9万1800円になる。

普及型でも高い事故防止効果を持つので、ノア3兄弟を買うならぜひ付けておきたい。

[Text:国沢光宏]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

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