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日本にない日本車 2011/9/11 00:00

日本にない日本車/トヨタ ヴェンザ(2/3)

関連: トヨタ Text: 桃田 健史 Photo: 桃田健史
日本にない日本車/トヨタ ヴェンザ

とても不思議な外観

トヨタ ヴェンザ
トヨタ ヴェンザと桃田健史氏トヨタ ヴェンザ

ヴェンザの試乗車は3.5リッター/FF。

パッと見た感じ「なんだか不思議だな」と思える外観だ。「カムリ」と「アバロン」の中間で、さらにSUVとのクロスオーバー。そうした「中間狙い」なので、エクステリアも各車の良いとこ取りをした格好になっている。

コンセプトモデル「FT-SX」の場合、もっと車高が低かったためにステーションワゴンっぽさが強かった。対する量産型「ヴェンザ」は、腰が「そこそこ高い」印象だ。

とはいえ、車高は1,610mm。これは北米トヨタで「ヴェンザ」と同価格帯のSUV「ハイランダー」の車高1,760mmに比べれば150mmも低い。

また、上屋(うわや)が結構大きく見える。

「上屋」とは自動車開発者用語で、前後左右のガラスの部分で覆われた空間を指す。「ヴェンザ」の上屋は、SUVではなく、セダンの雰囲気がある。

独特の囲われ感を持つ

トヨタ ヴェンザ
トヨタ ヴェンザトヨタ ヴェンザ

「プリウス」よりも、高く、目立つセンターコンソール。それは、ダッシュボードと完全に合体し、運転席と助手席のスペースをキッチリと分けている。

特徴的なのは、長~いシフトノブ。センターコンソールからニョキっと生えている。そのシフトレバーとハンドル、そしてドアに囲われた運転席は、まさにドライバーのための空間が形成されている。

メーターパネルのド真ん中には、でっかいスピードメーター。フルスケールは120マイル(約192km/h)だ。

運転席へ着座してみた際の視界は、かなりSUVっぽい。

本シリーズで先に紹介した「ホンダ アコードクロスツアー」。同車は「ヴェンザ」のライバル的存在なのだが、運転席からの視界は、かなりセダンっぽい。

走行してみても、こうした「ヴェンザ=SUVっぽい」「アコードクロスツアー=セダンっぽい」という差を実際に感じた。

そうしたSUVっぽいヴェンザ。試乗車は20インチタイヤ装着で、ハンドリングにガッシリ感あり。また、FFを意識させる手ごたえがステアリングから感じ取れる。

総じて、走行中は「背の低いV6のSUV」という印象だった。

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