トヨタ 新型 プリウスα[2014年マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
マイチェンで進化した“SPACE デカ! PRIUS”
「トヨタ PRIUS(プリウス)」は今でもハイブリッド車の代表だが、“SPACE デカ! PRIUS“こと「PRIUS α」(プリウス・アルファ)の人気も高い。5ドアハッチバックのプリウスに比べると、全長が150mm、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は80mm拡大した。全幅は30mm広がり、全高は85mm高くなっている。
このようにプリウスαは、プリウスよりもボディをひとまわり大きくすることで、主に後席と荷室を広げた。5ドアハッチバックのプリウスでは、後席の頭上空間が狭めだが、プリウスαなら不満はない。前後席とも快適に乗車できる。
荷室はワゴン風で広く、補助席を備えた3列シートの7人乗りも設定した。短い距離を移動する時には、ミニバンのような多人数乗車も可能だ。ベース車のプリウスとは違う機能を備える。
迫力を増したフロントマスク
このプリウスαが2014年11月17日にマイナーチェンジを受けた。外観では、フロントマスクの下側に装着されたラジエターグリルがダークグレーメタリックになり、開口部を強調している。左右にはLEDクリアランスランプを装着して、フロントマスクの迫力を増した。
ちなみに最近のトヨタ車は、ヴィッツ、マークXなど、いずれもマイナーチェンジで顔つきをシャープに変えている。プリウスαの変更も、この流れに沿ったものだろう。
リアコンビネーションランプは、インナーレンズを帯状の赤に変更して、質感を高めた。外装色では、鮮やかなオレンジメタリックとスーパーレッド、落ち着いた茶色のダークシェリーマイカ、スポーティーなブラックマイカを加えた。
[マイナーチェンジで、走りはどう変わった!?・・・次ページへ続く]
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