スズキ エスクード vs ホンダ ヴェゼル どっちが買い!?徹底比較(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
人気のコンパクトSUV市場へ新たに投入されたスズキ 新型エスクード!
「家族で便利に使えるクルマが欲しいけれど、運転の楽しさも味わいたい」と考えるユーザーにとって、ちょうど良い選択肢がSUVだろう。
SUVは空間効率に優れ、運転のしやすい小さめのサイズでも居住性や積載性に余裕があるからだ。
ボディの上半分はワゴンや5ドアハッチバックに準じた形状だから、居住性や積載性に優れている。運転の楽しさなどの趣味性を満喫できて、ファミリーカーとしても使いやすい。こういった特徴が受けて、最近はSUVが堅調に売れており、各メーカーともSUVを積極的に投入するようになった。
従来は「日産 エクストレイル」「スバル フォレスター」などのミドルサイズが売れ筋だったが、2010年に「日産 ジューク」、2013年に「ホンダ ヴェゼル」などの1.5リッタークラスのコンパクトな車種が登場して、そちらへと人気が移りつつある。
そして2015年10月に新たに加わったのが、1.6リッターエンジンを搭載するコンパクトSUVのスズキ 新型「エスクード」だ。2.4リッターの従来型は、スズキ エスクード2.4として継続生産される。これを迎え撃つのは、前述の「ホンダ ヴェゼル」。今回はこの2車種を比べたい。
スズキ エスクード vs ホンダ ヴェゼル/エクステリア比較
エスクードのボディサイズは全長が4,175mm、全幅が1,775mm、全高が1,610mm。全長はノートなどのコンパクトカーよりも少し長い程度だが、全幅は1,700mmを超えて3ナンバー車になる。コンパクトSUVに多いパターンだ。
対するヴェゼルは、全長はエスクードよりも120mm長い4,295mmだが、全幅は1,770mm、全高は1,605mmでほぼ同じだ。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)はエスクードが2,500mm、ヴェゼルは110mm長い2,610mmになる。つまりヴェゼルはエスクードに比べて全長とホイールベースがそれぞれ100mm少々伸ばされている。
最低地上高はエスクードが185mm。ヴェゼルは2WDが185mm、4WDは170mmになる。
外観はエスクードが直線基調で仕上げた。駆動方式はヴェゼルと同じく前輪駆動とこれをベースにした4WDだが、外観の見栄えは後輪駆動ベースの4WDを搭載したオフロードモデルのエスクード2.4に似ている。
ヴェゼルの外観はエスクードよりも都会的。フェンダーやルーフラインの丸みが強調され、SUVというよりも5ドアハッチバックのイメージで仕上げた。
視界と取りまわし性はどうか。エスクードの外観は水平基調だから、斜め後方の視界も悪くない。全長が短く、最小回転半径も5.2mだから取りまわし性が良い。
ヴェゼルはサイドウィンドウの下端を後ろに向けて持ち上げたから、斜め後方の視界が少し不満だ。最小回転半径も5.3mで若干大回りになる。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。