スバル 新型フォレスターで雪上試乗イベントレポート ~悪路走破性に優れた「X-MODE」を体感せよ!~
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
一般ユーザー向けスバルのSUVを雪上で試乗できるイベントが開催された
3月2日・3日、スバルのSUVの体験試乗会「SUBARU SUV Snow Meeting」が群馬県の川場スキー場で行われた。
雪上体験試乗会「SUBARU SUV Snow Meeting」は昨年12月の福島県グランデコスキーリゾート、1月の北海道 星野リゾートトマムに続き、今回の群馬県川場スキー場での開催で3回目となるイベント。
雪道でも安心して走れる車選びを提案し、充実したウインターライフを応援するべく、ウインタースポーツの普及に取り組む財団法人全日本スキー連盟のキャンペーン「I LOVE SNOW」とタイアップして実現された。
スバル独自のシンメトリカルAWDを搭載した新型フォレスター・XV・レガシィ アウトバックの3車種を、無料でしかも雪上で試乗できるまたとないチャンスということもあり、スキーやスノーボードでスキー場に訪れた人で行列ができるほど大盛況であった。
しかし当日は猛烈な悪天候、強風と吹雪の中での体験試乗となったが、SUVの性能を試すにはむしろそのような過酷な状況の方が良いのかもしれない。
「X-MODE」をONにしてパイロンスラロームとヒルディセントコントロールを体験!
オートックワン編集部員が体験したのは、新型フォレスターでのパイロンコーススラローム。パイロンの間を蛇行しながら、悪路走破性に優れた「X-MODE」の性能を体験するというものだ。
フォレスターに新たに採用された「X-MODE」がONの状態では、厳しい環境でも安定して走ることができるというのだが、その実力はいかに!?
※「X-MODE」とは? こちらの記事もチェック!
スバル 新型フォレスター 雪上&氷上試乗レポート/マリオ二等兵
まずは「X-MODE」をOFFにしてスラロームを1周する。
フォレスターには元々VDC(横滑防止装置)が搭載されているので、カーブでもやたらと雪道のタイヤが滑ったりすることは少ないというのだが、試乗コースはかなりハードな環境。深い雪の轍にはまって抜け出そうとアクセルを踏み込むと、突き上げるような振動でクルマがバウンドしてしまい、タイヤが空回りしてしまった。
次は「X-MODE」をONにして同じコースをもう1周。今度は轍でも安定しており、振動がないというわけではないが、OFFの状態より格段に安定して走行することができたのはビックリである。
タイヤが空転してしまうような状況でも「X-MODE」がエンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御し、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、スムーズに脱出することができるのだ。
次は下り坂で行う「ヒルディセントコントロール」の体験。
「ヒルディセントコントロール」とは、下り坂で勢いがついてしまい、速度が急に上がってしまうようなときに、一定の車速を維持しながら下ることができるという機能だ。
20km/hくらいの速度で坂を下りアクセルを離すと、通常であれば速度が上がってブレーキを踏んで速度を調整することになるのだが、「ヒルディセントコントロール」が作動すると、アクセルを離しても20km/hをキープしながら走行することができる。
ゲレンデまでの道のりは大抵の場合は山道を上り下りすることになる。急なカーブも多いので、下り坂でも安心してハンドル操作に集中できるのはとてもありがたい。
とはいえ、いくら悪路走破性に優れているといっても、雪道を走行するのにスタッドレスタイヤの装着やチェーンの携帯は不可欠だし、急発進・急ブレーキ・急ハンドルなどの「急」がつく運転はご法度。無謀な運転は禁物だということは言うまでもないだろう。
筆者もスノーボードをやるので雪道を運転することがあるのだが、正直言って雪道は苦手・・・できれば誰かに運転してもらいたい。
そんな人にとって雪道でも安心して走ることができるフォレスターはとても頼もしい存在、「X-MODE」は安全に楽しくウインタースポーツを行うのに一役買いそうだ。
また、当日はラリードライバーの鎌田卓麻選手のデモ走行も行われた。
雪煙を上げながら走るフォレスターは迫力満点!
スバルのSUVのポテンシャルの高さを目の当たりにすることができたイベントだった。
[photo&レポート:オートックワン編集部]
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