第42回東京モーターショーは本当に盛り上がったのか~TMS2011 現地レポート~/桃田健史(1/2)

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:オートックワン編集部・東京モーターショー事務局
第42回東京モーターショーは本当に盛り上がったのか~TMS2011 現地レポート~/桃田健史
[東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」のツアーガイドとして活躍中の筆者、桃田健史氏 [東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」 [東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」 [東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」 [東京モーターショー2011]「プロの運転による乗用車同乗試乗会」 [東京モーターショー2011]「プロの運転による乗用車同乗試乗会」 [東京モーターショー2011]「プロの運転による乗用車同乗試乗会」の模様 [東京モーターショー2011]今回初めて会場となった東京ビックサイト [東京モーターショー2011]会場イベント [東京モーターショー2011]一般公開最終日のBMWブースの模様 [東京モーターショー2011]コンセプトカー「トヨタ FUN-Vii」を紹介するトヨタ自動車 豊田章男社長 画像ギャラリーはこちら

来場者と直接触れ合ったモータージャーナリスト 桃田健史がズバリ報告!

[東京モーターショー2011]今回初めて会場となった東京ビックサイト
[東京モーターショー2011]日産ブースのミス・フェアレディたち[東京モーターショー2011]一般公開最終日のBMWブースの模様

第42回東京モーターショーが12月11日、閉幕した。特別公開日が1日、そして一般公開日が9日、計10日間の総入場者数は84万2600人。これは、開催日が今回より1日少なかった前回2009年の第41回より、なんと22万8200人増(比率では37%増)だ。まさに、大盛況、大成功だった。

 しかし―――。本サイト読者のような「クルマ好き」のなかには、「正直、物足りなかった」という声もある。いやいや、「大満足だった!」という声もある。一体、本当のところはどうなのか? そうした疑問に、ショー開催中の6日間現地にいた筆者がズバリお答えしよう。

賛否両論!? 来場者の生の声を直撃レポート

[東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」のツアーガイドとして活躍中の筆者、桃田健史氏
[東京モーターショー2011]「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」[東京モーターショー2011]「プロの運転による乗用車同乗試乗会」の模様

ちなみに、この6日間とは、報道陣向け公開日1日、「プロの運転による乗用車同乗試乗会」でのドライバーとして1日、「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」のツアーガイドとして4日だ。特にツアーガイドとしては、「クルマ好きコース」(定員10名)を7回(1回2時間なので14時間)、「初級コース」を1回(2時間)担当し、 来場者とフェイス・トゥ・フェイスで対話しながら、ショーの詳細を観察した。

そのなかでいろいろな「生の声」を聞いた。

同乗試乗会は総じて、皆さんポジティブ。やはり最新モデルとか、高級輸入車に乗ると、人は気持ちが高揚する。50組ほど同乗して頂いたが、そのほとんどがモーターショー初体験だった。

「SLSに乗れて、大感激です!」「レンジローバーって、意外とスムーズな乗り味なんですね」「カブリオレって初体験です。ここまで開放的だと思いませんでした!」「新型スイフトの動きが凄いスムーズでビックリ!」「AMGバカっ速い。嘘みたいに速くて、すっごく楽しかった!」「ルノーウインド、見た目が好き。走りもまあまあだったから、買い物リストに載せます!」。

いっぽう、ガイドツアーは5日間の平日開催。全国各地から参加して頂き、1回10名5チームx1日4回、定員1000名で、ほぼ満員御礼。

「アルファロメオが見たかったのに、いないなんて残念です」「リーフとかのEVには全く興味ありません。GT-Rってこの先も続くんですか?」「前回の幕張はガラガラだったのに、今回は平日でも凄い混み方。もうビックリです!」「アメ車、カンバック!」「マツダ頑張って欲しいですね。でもディーゼル、日本で本当に流行るんですかね? それにロータリーはどうするつもりなんですか?」「BMWのステージに入れるなんて、すっごく感激です!」などなど、まさに賛否両論だった。

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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