2009年下半期ベスト・バイ・カー/日下部保雄(2/2)

2009年下半期ベスト・バイ・カー/日下部保雄
日産 フーガ インプレッサ WRX STI specC 日産 フェアレディZロードスター メルセデス・ベンツ E250 ブルーエフィシェンシー フォルクスワーゲン ゴルフ GTI ジャガー XJ 画像ギャラリーはこちら

【輸入車編】トータルベストカー/メルセデス・ベンツ  E250 ブルーエフィシェンシー

メルセデス・ベンツ E250 ブルーエフィシェンシー

大きなボディに1.8リッターの直列4気筒+ターボエンジン、それに7速ATを組み合わせて輸入車初のエコカー減税対象車となった。

ブルーエフィシェンシーは、メルセデスのエコ技術の集合を示したネーミングで、Sクラスのハイブリッドもこのブルーエフィシェンシーになる。

E250のエンジンは、他にはCクラスへ搭載されているが、Cクラスより一回り大きいEクラスでも低回転で大きなトルクを出すターボの設定により、動力性能に不足は感じない。634万円は、メルセデスの中ではお買い得感のある価格設定だ。

【輸入車編】ベストハンドリングカー/フォルクスワーゲン ゴルフGTI

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI

ゴルフの完成度の高さは、同クラスで競合するライバル車を圧倒する。

ベースがそれだけ優れている中で、スポーツモデルのGTIは確実にボディ剛性の高さとサスペンションのハーモナイズ、それにエンジンパフォーマンスのバランスで手の内に収まるドライビングが可能で、ワインディングから高速クルージング、それに街中でも使い易くお勧めだ。

4枚ドアなのでファミリーでも使える魅力に加え、2ペダルのDSGはダイレクトなドライビング感覚を提供してくれる。

【輸入車編】ベストデザインカー/ジャガー XJ

ジャガー XJ

ジャガー XJは、これまでの伝統的なジャガーから一転して「革新」を強くアピールしたことを、デザインでも表現している。

この方向はすでにXFから始まっており、古くからのジャガーファンには一部抵抗があったものの、概ね歓迎されている。

XFのクールなインテリアに加えて、前後席でゴージャスさが味わえ、いかにもジャガーのフラッグシップに相応しい。艶めいてきたメルセデスとも、ドライビングコンシャスを表現したBMWとも違うエクステリア、インテリアは、ジャガーの存在感を高めている。

前へ 1 2

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる