日産 ジューク 新型車解説
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:原田淳
2010年 日産の新型モデル攻勢 第1弾「ジューク」登場!
2010年は日産の年となる。そう、日産はこれから怒涛の新型モデル投入が始まるのだ。
その日産新型モデル攻勢の第1弾となるのが「ジューク」だ。ジュークはコンパクトスポーツカーとSUVの魅力を1つにした、新ジャンルのクロスオーバーモデル。
まずは、すぐに目を引く斬新なデザインがこのジュークの特徴だろう。ほかにはないエクステリアデザインは、タフさと俊敏さを結合させた革新的スタイル。フロント周りは、ラリーカーを彷彿とさせる大型の丸型ヘッドランプと、大きなアーチを描くフロントフェンダーなどにより、他のプレミアムSUVと比較しても負けない強い存在感がある。
リアを見ても、スポーティさを演出するため、日産を代表するスポーツカー「フェアレディZ」のようなブーメラン型リアコンビランプ、大きくラウンドさせたリアピラーにより絞りこまれたリアデザインがスポーティな印象を強くしている。
インテリアもメカニカルな機械的造形と生命を感じさせる有機的なデザインの融合が新しい。まるでバイクのメーターやタンクをイメージさせるシリンダーメーターやセンターコンソールに、スキューバダイビングで使うフィン(足ひれ)をイメージしたドアクロスなど、エクステリア同様にこれまでにない“斬新さ”を盛り込んで作られている。
コンパクトクロスオーバーというジュークのボディサイズは、全長4,135×全幅1,765×全高1,565(mm)、ホイールベース2,530mm。短いオーバーハングにワイドボディ、さらに高いアイポイントというパッケージングはこれまでのコンパクトカーとは一線を画すもの。大柄な人でも十分な居住スペースを確保している点は実にお見事。
スポーツとエコを融合させたコンパクトスポーツクロスオーバー
搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒DOHCのHR15DE型。今回は世界初となるデュアルインジェクターのほか、可変バルブタイミング機構も採用。これにより低燃費と中低速トルクの向上を実現した。
さらに組み合わされるトランスミッションには、新世代エクストロニックCVTを搭載。従来のベルトによる無段変速機に、新たに副変速機(2段変速)を加えることで、変速比を大幅に拡大(従来比:約20%)するとともに、小型軽量化、高効率化を実現している。
先進装備として特徴的なのが、インテリジェントコントロールディスプレイだ。簡単操作で走りのキャラクターを変えることができるドライブモード選択とエアコン操作が同じ操作パネルでできてしまう機能的な新感覚のシステム。慣れれば、スイッチ類も少ないので直視せずに直感的操作も可能だ。
忘れてはならないのがSUV性能も網羅したジュークのラゲッジスペース。251リッターのラゲッジルームには、9インチのゴルフバックはもちろん、特Aサイズスーツケースも収納可能。さらにリアシートを倒すと830リッターの広大なスペースが生まれる。これで長尺モノも簡単に収納できる。
気になる燃費性能は10・15モード燃費で19.0リッター。スポーツカーのように走りも楽しめ、エコな走りも可能と、コンパクトカーに様々な魅力を満載した日産ジューク。しばらく目が離せない存在になるかもしれない。
価格は15RSが1,690,500円(税込)、15RXが1,790,250円(税込)。
秋にはバリエーション追加で1.6リッター直噴ターボエンジン搭載の4WDモデルも登場予定のようだが、今回発売されるモデルは2WDモデルのみ。
燃費を気にする人や街乗りメインの人なら問題なく、この2WDモデルの選択がオススメ。
個性を求める人にはとっておきの1台が登場した。
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