日産、電気自動車向けの「新型急速充電器」を開発

サイズは従来の約半分、価格も100万円以下に

新型急速充電器をデモンストレーションする日産自動車 ゼロエミッション事業本部 チーフビークルエンジニア 門田 英稔 氏新型急速充電器(標準仕様)

日産は12日、同社が独自開発した新型の急速充電器を公開するとともに、2011年11月より全国の日産部品販売会社にて販売開始すると発表した。

今回発表した新型急速充電器は、現行の日産製急速充電器(希望小売価格147万円[税込])と同スペックの高性能を有しながら、本体を容積比で約半分のサイズに小型化しており、より小さなスペースにも設置することが可能となっている。

また、標準仕様は100万円を大きく下回る競争力の高い価格設定とし、廉価版となるベース仕様については現行型の半額以下となる予定だ。

日産では、日本全国の充電インフラ網を整備し、ユーザーが安心して快適に電気自動車をドライブできる環境づくりへ貢献するため、各地方自治体、集客施設等への導入や全国の日産販売店への設置を促進していくとしている。

また、販売を共同で進めていくパートナー企業も積極的に募集し、2015年度末までに5,000基の販売を目指すという。 尚、この新型急速充電器は、米国、欧州での発売も予定されている。

日産 新型急速充電器 -4つの特長-

・安全性

車両と充電器本体を通信させて漏電監視等を行い、さらに各種安全装置を採用することで、高い安全性を追求

・汎用性

CHAdeMOプロトコルに準拠し、日産および他社の電気自動車に対応

・充電環境への対応

ベース仕様、標準仕様、寒冷地仕様とユーザーの充電環境やニーズに対応した3タイプの仕様を設定

・競争力のある価格設定

新回路技術を採用し、日産の生産・開発技術を最大限活用することで、シンプルで無駄のない構成とし、高品質と低価格を両立

※画像をクリックすると、日産 新型急速充電器の特長についてのさらに詳細な解説などが見られます。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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