ホンダ、シンガポールに新自動車教習所をオープン
ホンダの関連会社である「シンガポール・セーフティ・ドライビング・センター(Singapore Safety Driving Centre 以下、SSDC)」は、シンガポールのアンモキョー(シンガポール中部)からウッドランズ(シンガポール北部)に場所を移し、東南アジア初となる本格的な多層式実技教習コースを備えた教習所として移転オープンし、本日開所式を行った。限られた土地を有効活用した3階建ての教習コースを備え、シンガポールで唯一、二輪車からクレーン車などの大型自動車までの教習が可能になる。
SSDCは、1983年にシンガポール初の教習所として設立。現在までの卒業生は25万人を超え、1990年にブキバト(シンガポール中西部)に設立されたホンダの関連会社である「ブキバト・ドライビング・センター(Bukit Batok Driving Centre 以下、BBDC)」とともに、地域に根ざした安全運転普及活動を行っている。今後もシンガポールの安全な交通社会の実現に向けて、活動を拡大していく。
ホンダの取締役でアジア・大洋州本部長の池 史彦は開所式で、「今回の移転オープンを機に、SSDCはシンガポール国内のみならず、アジア地域における安全運転教育のベンチマークを目指してまいります」と語った。
ホンダは、二輪車や四輪車などのモビリティを提供しているメーカーの社会的責任として、1964年より二輪車および四輪車の取り扱い方法や正しい乗り方を教育する場を提供し、モビリティへの理解と安全運転の普及活動を行っている。ホンダは、これからも「存在を期待される企業」を目指し、社会から共感、信頼される安全運転普及活動を展開していくとしている。
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