世界販売絶好調のHondaJetがインドでも受注を開始
2017年度の小型ジェット機カテゴリーのデリバリー数において、世界No.1を達成したHondaJet(ホンダジェット)がついにインドでの受注を開始した。
ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、インド・ハイデラバードのベーグムペート空港で開催中の航空ショー「ウィングス・インディア2018」において、HondaJetをインドで初公開した。
HACIは、ニューデリー市に拠点を置くアロー・エアクラフト・セールス・アンド・チャーターズ(アロー・エアクラフト社)を販売代理店「HondaJet India」として指定し、インドにおけるHondaJetの受注を行う。
HondaJet(ホンダジェット)
HondaJetは、主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などのホンダ独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。
2015年12月に米国連邦航空局(Federal Aviation Administration)から型式証明を取得した後、北米、欧州、中南米、東南アジアおよび中国に販売およびサービスネットワークを拡げた。
各コメント
▼アロー・エアクラフト社取締役 ロイット・カプール氏
「この度、HondaJet Indiaとして販売代理店に指定されたことを大変嬉しく思います。高い性能や快適性を誇るHondaJetは、成長を続けるインドの航空市場に大きな変革をもたらすものと期待しています」
▼ホンダ エアクラフト カンパニー社長 藤野 道格氏
「HondaJet Indiaという販売拠点が設けられたことで、アロー・エアクラフト社の強力な販売力により、今後、成長が見込まれるインド市場においてもHondaJetが広く受け入れられていくと確信しています」
この記事にコメントする