ジャガー・ランドローバー、世界最大規模のレストア施設を英にオープン
ジャガー・ランドローバーは、ジャガー・ランドローバー・クラシックの初の専用拠点で、クラシックカーの販売、製造、レストアを行う世界最大規模となる施設クラシック・ワークスを6月14日、英国中部コベントリーに、オープンした。
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敷地面積14,000m2のクラシック・ワークスは、同種の施設としては世界最大規模となる。
ジャガー・ランドローバーはクラシックカー・ビジネスの成長、製造スキルの向上のために多大な投資を行っており、ジャガー・ランドローバー・クラシック創設時から従業員数を倍増させている。
クラシック・ワークスのオープンは、ジャガー・ランドローバー・クラシック・ブランドの成長戦略において、重要な一歩となる。
オープニング・セレモニーには、ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)のラルフ・スペッツ博士と、スペシャル・オペレーションズのマネージング・ディレクターを務めるジョン・エドワーズが出席した。
ジャガー・ランドローバー・クラシック・ブランドの拡張は今後も続き、今夏にはドイツのエッセンに新しい施設をオープンする予定だという。
クラシック・ワークス概要
■ワークショップ
10年以上前に製造終了となったジャガーおよびランドローバーの全モデルのサービスおよびレストアを行う。
ランドローバーの「Series I」、「RANGE ROVER CLASSIC」、ジャガーの「E-TYPE REBORN」のレストア・プログラムのための、専用の分解・再製造・組み立てゾーンに分けられ、エンジ ン・ショップもある。また、「XKSS」の組み立てラインも備えている。
■ジャガー・ランドローバー・クラシック・コレクション
500台を超える英国自動車の歴史が生きたまま保管され、レストアの際には貴重な参考資料となる。
コレクションに含まれる車両は、自動車クラブやミュージアムへの貸出にも対応しており、ジャガー・ランドローバーやパートナーが実施するイベントなどでも使用することが可能だ。
■クラシック・ワークスガイド付きツアー
9月以降、一般客向けに新しいジャガー・ランドローバー・クラシック・ワークスで、クラフトマンシップと専門技術を自ら体験できるツアーが始まる。
クラシック・ワークスのガイド付きツアーは、年間を通じて受け付けており、この施設内で遂行されているプロジェクトについて学んだり、クラシック・コレクションの舞台裏を垣間見たりすることもできる。
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