2001年発売「エボVII」第3世代のはじまり/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
1992年に発売されて以来、23年間に渡って『ランエボ』の愛称で人気を博した『ランサーエボリューション』。
「ランエボ23年間の軌跡」と称して、その歴史を初代モデルからファイナルエディションまでを振り返ります。
今回お届けするのは2001年に発売され、10,241台を販売した「ランサーエボリューションVII」です!
LANCER EVOLUTION VII(2001年1月発売)
第3世代となる『ランサーエボリューションVII』は、2000年5月にフルモデルチェンジした『ランサーセディア』(後に『ランサー』と改称)をベースとして開発し、2001年2月に発売しました。
新世代化を機に前後ともブリスターフェンダーとして洗練させながら、これまでの『ランサーエボリューション』らしい空力性能と冷却性能を追求したアグレッシブなスタイリングを実現。
また、ロングホイールベースとワイドトレッドを手に入れたことでスタビリティを高めながら、ACD(アクティブ・センター・デファレンシャル)を採用し、AYC、スポーツABSと統合制御したことで優れたハンドリング性能も実現しました。コーナーの立ち上がり加速時にはACDが主に駆動性能を、AYCが主に旋回性能を高めるなど、トラクション性能とハンドリング性能を高次元で両立しています。
なお、ACDにはTARMAC(乾燥舗装路)、GRAVEL(未舗装路)、SNOW(雪道)の3モードが設定され、走行状況に応じて最適なパフォーマンスを発揮します。
エンジンは、マグネシウム製ロッカーカバー、中空カムシャフト、アルミ製吸気パイプ、ステンレス製排気管などを採用し、軽量化とともに信頼性を向上させるなど、いっそうの熟成を図っています。
ランサーエボリューションVII(GSR)
全長×全幅×全高:4455×1770×1450mm/重量:1400kg/ホイールベース:2625mm/トレッド前:1515mm/後:1515mm/エンジン:4G63型インタークーラーターボ/最高出力:280PS/6500rpm/最大トルク:39.0kgf-m/3500rpm/トランスミッション:5MT/駆動方式:フルタイム4WD+ACD+AYC/サスペンション前:マクファーソンストラット/後:マルチリンク/ブレーキ前:brembo車製17インチ/後:16インチ/タイヤ:235/45R17
バックナンバー
【1】発売後に即完売!絶大な人気を得た初代「三菱 ランサーエボリューションI」/ランエボ 23年間の軌跡
【2】WRCで初優勝を果たした「三菱ランサーエボリューションII」/ランエボ 23年間の軌跡
【3】「三菱 ランサーエボリューション」の名を知らしめるきっかけとなった“3代目”/ランエボ 23年間の軌跡
【4】1996年第2世代へと移行「三菱 ランエボIV」基本性能が大幅に進化/ランエボ 23年間の軌跡
【5】シリーズ初の3ナンバーボディに「三菱 ランサーエボリューションV」/ランエボ 23年間の軌跡
【6】1999年発売「エボVI」ナンバープレート位置が中央から助手席側に/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【6/特別仕様】2000年発売「エボVI トミー・マキネン エディション」シリーズ初の特別仕様車/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
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