レクサス GS450h 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:吉澤 憲治(編集部)
レクサスGS450hマイナーチェンジを試乗
プリウスにはじまったトヨタのハイブリッドカーは、低燃費をセールスポイントにして車種を拡大してきた。06年3月、レクサスブランドとして初めてのハイブリッドカーを設定した。それがGS450hだった。
GS450hは、それまでのエコ志向のハイブリッドカーとは一線を画していた。レクサスブランドは上級な走りのコンセプトを追求した車種ラインナップを構成している。当然、ハイブリッドカーもその路線に沿ったクルマに仕立てられていた。エンジンはV6 3.5Lの296ps。これに高性能なモーターを組み合わせた。モーターの出力は200ps。エンジンとモーターがシステムとして発揮できる出力は345psに達したのだ。
トヨタがハイブリッドカーをエコだけでなく、スポーツにも使おうと考えはじめたキッカケが、このGS450hだった。その路線はLS600hやクラウンアスリートハイブリッドに継承されることになるのだ。