マツダ RX-8 新型車徹底解説(5/6)
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ゴルフバッグ2個を搭載できるトランクを装備
4ドア化に伴ってRX-7よりもボディ全長を延長しているRX-8だが、リヤのオーバーハングについてはRX-7よりも130mm短縮されている。完ぺきな2ドアスポーツカーであったRX-7では、トランク容量を削ってでもスタイリングや空力を追い求める必要があったが、RX-8ではトランク容量とスタイリング、空力を両立させる必要があった。
そこでマツダが採った手法が応急パンク修理セットの標準装備だった。スペアタイヤを廃し、パンク修理セットを搭載することでトランクルームの容量を確保。VDA法で290リッターのトランク容量を確保し、ゴルフバッグ2個または旅行カバン2個の搭載を可能にしている。
室内のポケッテリア関係も充実、グローブボックスは照明付きとして使い勝手を向上。ルーフ前方にはサングラスホルダーも装備する。また、センタートンネル部分を上手に使ったポケッテリアにも注目。前方からフロント用カップホルダー、12V電源付きコンソールボックス、リヤ用カップホルダー、コンソールボックスの順で配置される。助手席のシートバックやドアにも大型のポケットを装備し、地図類などの収納を楽に行えるようにしている。
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