【試乗】マツダ 新型デミオ [プロトタイプ] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
足回りの柔軟な動きは「VW ポロ」に近い
「国産コンパクトカーも、ここまで進化した!」と関心させられたのが、4代目「マツダ 新型デミオ」のプロトタイプ(試作車)だ。
どこに関心したかといえば、「乗り心地」と「操舵感」。最近のコンパクトカーは乗り心地が全般的に硬い。燃費向上のために転がり抵抗を抑えたタイヤを装着し、指定空気圧も高い。これに足まわり関連のコスト低減も加わる。安全にかかわる走行安定性は犠牲にできないから、どうしても乗り心地が悪化する。
従来のコンパクトカーで特に気になるのが、カーブを曲がっている時に大きめのデコボコを乗り越えた時だ。足まわりに負荷が加わった状態で、さらに入力が強まるため、「ガツン」という不快な突き上げ感が生じやすい。瞬間的に進路が乱れることもある。現行の「ホンダ フィット」ではこの点に気を使って開発されたものの、払拭できていないのが現状だ。
ところが新型デミオは、路面状況が比較的良いクローズドコースの試乗ではあったが、かなり快適に感じた。3ナンバーの「アクセラ」に近づけている。
指定空気圧は、15/16インチともに前輪側が260kPa、後輪側が230kPaと高めだが、空気を一杯に詰め込んだタイヤを装着している感覚はない。タイヤが路上を細かく跳ねることなく、しっかりと接地している。
足まわりの動きも柔軟で、いわゆる「重厚感」が伴う。ドイツ車「フォルクスワーゲン ポロ」のレベルに近い。
エンジンは「1.3Lガソリンエンジン」と「1.5Lクリーンディーゼルエンジン」の2機種
新型デミオが用意するエンジンは、1.3リッター直列4気筒のガソリンエンジン(スカイアクティブ-G1.3)と、1.5リッタークリーンディーゼルターボ(スカイアクティブ-D1.5)の2機種だ。従来のデミオと違って、1.5リッターのガソリンエンジンは選べない。
タイヤの組み合わせは、1.3リッターのガソリンが15インチ(185/65R15)で、ディーゼルは15インチと16インチ(185/60R16)が設定されている。試乗車が履いていた銘柄は、1.3リッターの15インチがヨコハマ・ブルーアースA、ディーゼルの16インチはトーヨー・プロクセスR39であった。
1.3リッターエンジンと15インチタイヤの組み合わせは、やや硬めではあるがコンパクトカーにありがちな粗さが抑えられている。車種によっては路面の凹凸が顕著に感じられるのだが、新型デミオは上手に吸収している。
ディーゼルエンジンと16インチタイヤの場合は、前述の1.3リッター+15インチよりも硬いが、タイヤが路面にしっかりと貼り付いていることが分かる。重厚感が高まり、ハンドルを通じて路面の状況を把握しやすいこともメリットだ。
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